令和6年8月7日(水)が二十四節気の「立秋」でした。今日は18日(日)。小暑を経た7月17日から、立秋を経て8月17日(土)までのお天気は以下の通りです。天理市乙木町における感覚的観測データです。〇=晴れ。△=曇り。✕=雨。〇/✕=晴のち雨。〇|✕=晴時々雨、△:✕=曇り一時雨。
 717〇|△、18〇|△、19〇、20、21〇、22〇23〇、24〇、25〇、26〇、27〇、28〇、29〇、30△、31〇。8月1〇、2〇、3、4△:✕(夕立)、5△:✕(夜雷雨)678〇、9〇、10〇|△、11〇|△、12〇|△、13〇|△、14〇|△、15〇|△、16、17△|〇。
 今夏は異常なまでに降雨がありません。。7月21日に近畿地方の梅雨明けが発表される以前から晴天が続き、この一ヶ月間に雨が降ったのは8月4日、5日のみ。畑が干上がっています。村の人々も口々に「こんなに雨が降らない年も珍しい」とおっしゃられます。
 この間、さすがに綿畑に2度、灌水を行いました。小川から水をポンプアップしての散水です。また、メインの10号畑には、村の池水抜きの日(8月15日)に合わせて、畑に水を流し込みました。

 8月は蒴(綿の実)が膨らみ、中の繊維が生長する時期とのことで水がもっと欲しいところですが、天候だけはどうしようもありません。

 そのような中、10号畑(5月3日播種)において、8月14日に和綿の初開絮を確認しました。2024年の公式記録として、和綿の初開絮日を8月14日とさせていただきたいと思います。

 なお、洋綿の蒴も大きく膨らんできていますが、まだ開絮にはいたっていません。9号畑、12号畑の洋綿の超長繊維交雑種は、ようやく花が咲き始めました。

 ちなみに、試験的に抑制栽培をおこなっている1号畑でも、和綿、洋綿ともに開花最盛期を迎えています。播種期の1ヶ月の遅れは、生長過程にはそれほど影響がないようです。

 以下の写真は和綿の開絮の様子と、和綿赤木/和綿青木/洋綿アプランド/和綿河内綿/洋綿スーピマ(超長繊維綿)交雑種の花の様子と、ポンプアップの様子、1号畑の様子です。
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