令和6年6月21日(金)が二十四節気の「夏至」でした。小満から夏至までのお天気は以下の通りです。天理市乙木町における感覚的観測データです。〇=晴れ。△=曇り。✕=雨。〇/✕=晴のち雨。〇|✕=晴時々雨、△:✕=曇り一時雨。
 521〇|22〇|、23、24|△、25、26|△、27/〇|△、28、29〇、30△|〇、31|〇。6月1〇|△、2△|〇:、3△|〇、4△|〇、5|△、6△|〇7|△、8〇/、9、10|△11△、12〇、13〇|△、14〇|△、15△|〇、16△|〇:、17△、18、19△|〇、20△|〇、21✕/。近畿地方は6月21日に梅雨入りの発表がありました。

 5月3日に播種した10号畑では、和綿、洋綿ともにその後の追植組も含めて順調に生長しています。10号畑では前夜から一晩水に浸け置いた種を蒔きました。播種後6週間を経た6月16日時点で、和綿は30~40㎝、洋綿は20~30㎝前後です。
 10号畑では、6月16日に1回目の追肥を行いました。①、④の畝には菜種粕と綿実粕の混合を。②、③、⑤の畝には化成888を穴肥で施しました。
 5月6日には、7号試験農場において播種。和綿の山辺綿の青木種と、和綿の河内綿。こちらは前夜から水につけ置くことをせずに播きました。約1週間ほどで発芽がはじまりましたが、虫害を受けたものも多く、セルポットで育苗した苗を補植しました。
 6月3日には、1号畑において播種。あえて抑制栽培を試みるため、例年よりちょうど1ヶ月遅れの6月3日に播種しました。前夜から一晩水に浸け置いた種です。洋綿の木綿庵アプランドと、和綿の山辺綿青木種です。虫害を受けて空いた穴には、セルポット苗を補植しました。
 6月18日には、12号畑にスーピマ交雑種の苗を定植。9号畑にはシーアイランド交雑種の苗を定植しました。いずれも6月10日にセルポットに播種して育苗したものです。スーピマやシーアイランドなど超長繊維綿系のバルバデンセはむしろ6月が播種適期とお聞きしたことがあるからです。
 また、6月19日には11号畑に木綿庵アプランドの苗を定植しました。6月5日に近隣小学校で綿の特別授業を担当させていただいた際に、1年生のみなさんに一人一粒ずつセルポットに播いてもらったものです。2週間学校で育苗、観察をしてもらった後、ひきとって栽培させていただくことになりました。 
 いよいよ近畿地方の梅雨入りが発表されました(6月21日)。これからが楽しみです。
 以下の写真は10号畑、7号畑、1号畑、12号畑の様子と、牛乳パック栽培、鉢植え栽培の様子です。
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