令和6年5月20日(月)が二十四節気の「小満」でした。立夏から小満までのお天気は以下の通りです。天理市乙木町における、筆者の実感に基づく感覚的観測データです。〇=晴れ。△=曇り。✕=雨。〇/△=晴のち曇り。△|✕=曇り時々雨。△:✕=曇り一時雨。☆=雪
5月6△/✕、7△|〇、8△|〇、9〇、10〇、11〇、12△、13✕/△、14〇、15△/✕、16△|〇、17〇|〇|△、18〇、19✕、20✕/△|〇。
播種後約3週間を経過した畑では、おおむね順調に発芽、生長をはじめ、和綿、洋綿ともに本葉をだしはじめています。
今回は農薬使用をできるだけ控えたいとの思いから、例年播種時に散布する初期防虫剤のオルトランと草木灰との比較を試みました。10号畑の①~⑤畝における、5月25日(土)時点での発芽後の虫害状況は以下の通りです。1穴に3粒播き、ネキリムシやナメクジ等の虫害により1つも生き残っているものがない植え穴の数を赤字で表しています。
①~③は和綿(赤木種)。①には草木灰、②、③にはオルトランを散布。
④~⑤は洋綿(アプランド)。④には草木灰、⑤にはオルトランを散布。
①17/62。②2/62。③0/62。④6/45。⑤0/45
上記からはオルトランの効果が大きいことがよくわかります。
なお、空いた穴には、同時期にセルポットに播いて育苗していた苗を補植しました。
ちなみに、セルポットの写真から明らかなように、播種前日に一晩水に浸しておいた種でも、3週間後に発芽する種もある、ということがわかりました。
綿の種の、播種後から発芽に要する日数は、おおむね1~2週間。一晩水に浸しても浸さなくても、ほぼ2週間以内に発芽することが経験的にわかっている中で、水に浸した種が3週間後に発芽するケースはきわめて珍しく、驚きです。生物の不思議を感じさせられる事例です。









5月6△/✕、7△|〇、8△|〇、9〇、10〇、11〇、12△、13✕/△、14〇、15△/✕、16△|〇、17〇|〇|△、18〇、19✕、20✕/△|〇。
播種後約3週間を経過した畑では、おおむね順調に発芽、生長をはじめ、和綿、洋綿ともに本葉をだしはじめています。
今回は農薬使用をできるだけ控えたいとの思いから、例年播種時に散布する初期防虫剤のオルトランと草木灰との比較を試みました。10号畑の①~⑤畝における、5月25日(土)時点での発芽後の虫害状況は以下の通りです。1穴に3粒播き、ネキリムシやナメクジ等の虫害により1つも生き残っているものがない植え穴の数を赤字で表しています。
①~③は和綿(赤木種)。①には草木灰、②、③にはオルトランを散布。
④~⑤は洋綿(アプランド)。④には草木灰、⑤にはオルトランを散布。
①17/62。②2/62。③0/62。④6/45。⑤0/45
上記からはオルトランの効果が大きいことがよくわかります。
なお、空いた穴には、同時期にセルポットに播いて育苗していた苗を補植しました。
ちなみに、セルポットの写真から明らかなように、播種前日に一晩水に浸しておいた種でも、3週間後に発芽する種もある、ということがわかりました。
綿の種の、播種後から発芽に要する日数は、おおむね1~2週間。一晩水に浸しても浸さなくても、ほぼ2週間以内に発芽することが経験的にわかっている中で、水に浸した種が3週間後に発芽するケースはきわめて珍しく、驚きです。生物の不思議を感じさせられる事例です。








