H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)

こころはればれ晴れ(Hare)の日も、こころしとしと雨(Ame)の日も、まえ(Mae)を向いて、歩き(Aruki)たい…。                  このブログでは、おもに綿の栽培記録を紹介させていただきます。

2008年09月

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 今日は9月20日(土)です。台風13号が昨日紀伊半島沖を通過しました。強風で棉の木が倒れないかと昨朝は雨の中を畑に足を運んできました。添え木を施してあるものも多いのですが、それでも添え木からはずれて倒れかけているものもいくつかありました。はじけはじめた棉の実が雨にうたれて、地面に多く落ちてしまうことも心配です。
 さて、先日棉の実の写真をアップしましたが、和棉と洋棉で実の付き方に違いのあることを知りました。和棉は下向き(地面に向かってはじける)で、洋棉は上向き(空に向かってはじける)に実をつけるのです。今回アップするのが洋棉です。
 また、実は和棉はこぶりで、洋棉は大ぶりです。実のはじける時期も、和棉が早く、洋棉は少し遅いように思います。それぞれに少しずつ違いがあり、これも新たな発見です。

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 今日は9月9日(火)。またまたイノシシが現れました。さきほど(午前5時50分頃)、2号畑に仕掛けられたイノシシ捕りの写真を撮影に行ってきましたが、そのついでに3号畑をのぞくと、ひどい荒らされようです。土の様子からすると、ついさきほどまでイノシシたちが思う存分遊んでいたであろうことは間違いありません。イノシシは夜から明け方にかけて現れるものなのでしょうか。ここでも棉が数本なぎ倒されていました。
 なお、1号畑では洋棉の木にはじめて実がはじけているのを発見しました。また1号畑の東端に植えてある枝豆をさきほど10本ほど収穫。植え付けからほぼ30日。ちょうど収穫期です。また、秋茄子が順調に生育しており、明日には秋茄子の1番果が収穫できそうです。
 添付の写真は、2号畑に仕掛けられたイノシシ捕獲器と、荒らされた3号畑の様子です。

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 今日は9月8日(月)です。昨日、4号畑に行って驚きました。畑一面がほぼ掘り返されています。
噂のイノシシがとうとう現れ、荒らしまくったようです。周囲の畑にはほぼイノシシ柵が設けられていますので、木綿庵の畑は格好の遊び場になったものと思われます。(4号畑に現れたイノシシは、棉を食べに来たのではなく、泥遊びをしに来たようです。体を地面にこすりつけることがイノシシには必要なのでしょう。)
 おかげでせっかく実をつけつつあった棉の木もなぎ倒され、かろうじて数本が残るのみとなりました。
この畑の棉は友人一家が種の植え付けをしてくれた畑で、収穫を楽しみにしていたのですが…。と言っても雑草との闘い等の果てに、順調に育ってくれた苗は20本にも及びません。そこで なぎ倒された10本ほどの棉をまず家に持ち帰り、葉をむしり、実の萼部分もむしって陰干しすることにしました。こうしておくといずれ実がはじけ、うまくゆけば綿が取れるはずです。4号畑の棉は色綿で、茶綿と緑綿なのです。
 荒らされた畑の横で作業をしていると、村の方々6名ほどがイノシシ捕りの仕掛けを持ってこられました。2号畑の北端に設置したいとのことでしたので、喜んで承諾させていただきました。仕掛けの大きさは60×80×120センチくらいでしょうか。餌には糠(ぬか)をまいておられました。
 なお、1号畑では和綿が次々にはじけはじめましたので、そのうちの一本を近くの商店街にある和菓子屋さんにお届けして、店内に飾っていただくことにしました。添付の写真はイノシシに荒らされた4号畑の写真です。

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