H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)

こころはればれ晴れ(Hare)の日も、こころしとしと雨(Ame)の日も、まえ(Mae)を向いて、歩き(Aruki)たい…。                  このブログでは、おもに綿の栽培記録を紹介させていただきます。

タグ:社会教育

 今日は平成29年5月18日(木)。昨日17日(水)で播種後2週間を迎えました。2週間経ってようやく芽が出てきたものがいくつもあります。「綿の発芽には2週間ほどかかる」と説明されている資料がありますが、これは「どんなに遅くとも2週間ほどすれば発芽する」という意味に理解すれば納得できます。
 なお、発芽に失敗した種もいくつかあります。根を張り、種殻を持ち上げようとしたところで力尽きたものたちです。原因は虫によるのか、種そのものの生命力の弱さによるものか、はっきりとはわかりません。また、発芽の兆しすらみせないものもまだあります。もうしばらく様子を見てから、予備用ポットの苗を植え付けることにしたいと思います。添付の写真は、ポット苗の様子(赤:和綿、青:洋綿)と、さまざまな発芽シーンです。最後の1枚は、発芽に失敗した種(左手前)の様子です。
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 今日は平成26年6月23日(月)。2日前の21日(土)は、二十四節気の一つ「夏至(げし)」でした。ウィキペディには、
 
 
夏至(げし)は、二十四節気の第10。一年で最も昼が長い。五月中(旧暦5月内)。
現在広まっている定気法では太陽黄経90度のときで6月21日ごろ。ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とし、日のほうは夏至日(げしび)と呼ぶ。恒気法では冬至から1/2(約182.62日)後で6月22日ごろ。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の小暑前日までである。
西洋占星術では、夏至を巨蟹宮かに座)の始まりとする。
 
と記されています。
 梅雨入りしてからも天理ではなかなかまとまった雨に恵まれていませんでしたが、土曜日の夜から日曜日の夕方にかけて、久しぶりにまとまった雨が降ってくれました。野菜や果樹たちの嬉しそうな声が聞こえてくるようです。
 さて、1号畑の綿エリアでは、和綿、洋綿ともに順調に生長しています。今朝23日の段階で、和綿の標準木が67㎝、洋綿の標準木が41㎝でした(標準木はいずれも畝の最南端の株。和綿は東側の畝の最南端)。これまでに、追肥として各株の根元に化成肥料(8/8/8)を少量施しました。少量というのは一握りを3~5株に分けてまく程度です。また、アブラムシ、蟻、ハマキムシが出始めましたので、虫のついている株を中心に薬剤を散布しました。薬剤は野菜との兼用で、「ディプテレックス乳剤」と「エルサン乳剤」を混合し、1,000倍に希釈したものを用いました。
 支柱が必要な時期を迎えましたので、今年は新たな試みとして、添付の写真のような横棒を設置しました。これまではすべての株に1本ずつの支柱を立てていましたが、株が大きくなると支えきれない場合が出てくることと、撤去作業が思いのほか重労働だからです。横棒は、株の成長とともに少しずつ上にあげ、紐で誘引する予定です。
 さらに、今年の新たな取り組みとして、株の裾を刈り上げることにしました。地面に近い位置で結実した場合に、綿花が汚れやすくなるためです。
 横棒支柱と裾の刈り上げ効果については、これから検証していくことになります。
 4号畑の緑綿と和綿も順調に生長しています。
 1号畑の野菜エリアでは、キュウリとナス、ピーマンが収穫期を迎えました。ジャガイモは収穫を終えました。
 添付の写真は、裾ありの和綿と裾を刈り上げた和綿、裾ありの洋綿と裾を刈り上げた洋綿、綿畝全体の様子と、夜都伎神社の様子です。
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