今日は令和3年7月10日(土)。3日前の7日が二十四節気の「小暑」でした。夏至から小暑までのお天気は以下の通りです。天理市乙木町における感覚的観測データです。〇=晴れ。△=曇り。✕=雨。〇/✕=晴のち雨。〇|✕=晴時々雨、△:✕=曇り一時雨。
 6月21〇、22、23〇/✕、24|△、25、26|△、27|、28〇/✕、29✕/〇、30/✕。7月1✕、2✕|△、3、4、5△、6△、7✕。  
 6月の下旬より、いかにも梅雨らしいお天気がつづいています。全国各地で豪雨による被害が発生しています。昨日9日の午後には、天理でも恐怖を感じるような激しい雷雨に見舞われました。ここしばらく畑の土が乾く間もありません。本降りの雨が降ればすぐにぬかるみ状態になるような状況です。  
 そのような中でも、綿は順調に生長しています。背丈は60㎝を超えはじめ、7月3日に50~60㎝を目安に和綿の摘芯を行いました。
 また、ハマキムシ被害が広がりをみせるようになってきましたので、葉を手でむしり取るだけでは追いつかず、同日スミチオン乳剤の2,000倍希釈液を和綿、洋綿に散布しました。
 さらに、同日より支柱を立てはじめましたが、まだすべての綿木に支柱を立てるまでには至っておらず、誘引も一部にとどまっており、昨日9日の激しい雷雨で、多くの綿木がなぎ倒されてしまいました。  
 ところで、昨日9日早朝に、大きく膨らんだつぼみをみつけました。今朝7月10日早朝に、和綿の一番花を確認しました。これから開花シーズンをむかえます。  
 以下の写真は1号畑の様子です。
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 以下は、7号畑の様子です。7号畑では洋綿の代表種アプランドのほかに、スーピマ、綿花子も栽培しています。葉の違いを見て頂ければと思います。CIMG5125

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ちなみに、7月2日は「半夏生(はんげしょう)」でした。以下の写真は昨日7月9日に奈良市月ヶ瀬で摘んだ半夏生です。

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