今日は平成27年2月9日(月)。今回は、前々回にお約束をした、泥沼からの脱出について報告させていただきます。
  まず、私の持っているトラクターについて紹介させていただきます。メーカーはヤンマー製で、20馬力です。購入にあたっては約2ヶ月間、頭の中はトラクター一色で、それこそ寝ても覚めても「いいトラクターはないかな?」とそればかりでした。

 トラクターの相場は1馬力約10万円です。新車を購入しようとすれば約200万円。そんなお金はあるはずもなく、中古の物件を手当たり次第、探し回りました。ヤフーオークションなるものを知ったのもそのときが初めてです。終了間際の駆け引きも初めて経験させていただきました。知人にも応援を頼み、あちこちに物件を見るために足も運びました。手を尽くした、というのはああいうことを言うのだろうと思うほどに、出来うる限りの手をつくしました。そして、いよいよオークションで落札しようと思ったときに、ヤンマーの天理営業所から中古物件の情報が入ってきたのです(もちろん、クボタ、ヰセキの各営業所にも情報提供をお願いしてありました)

 その時点では、私もかなりトラクターについての知識は豊富になっていましたので、物件を見てすぐに「お買い得」であることを理解し、即決しました。購入年月日は平成20年3月18日です。

 オークションでの落札と違って、農機具を扱う営業所で購入することのメリットは、アフターサービスがしっかりとしていることです。特にヤンマーの場合、操作説明、運転指導を無料でしてくれました(一定期間)。これは本当にたすかりました。トラクターの各種レバーの扱い方、バックやターンの仕方、ロータリー(耕す爪が回転する部分)使用上の注意などなど、実際に私が運転する横で、指導してくださるのです。納品日に早速1号畑で演習を行いましたが、私が納得するまでつきあってくださいました。もし、オークションで購入していれば、こんなふうにはいかなかっただろうことを思うと、タイミングの妙に感謝せずにはいられませんでした。

 木綿庵の1号畑をはじめ、2号~4号畑のある地域は、田園地帯ですから、国道でも県道でも市道でもない「里道(りどう)」と呼ばれる道(おそらく村有道?)があって、ほとんど軽トラックがぎりぎり走行できる程度の幅しかありません。少しでも脇見をすればすぐに脱輪します。私も、当初は何度も脱輪を経験しました。トラクターを溝にはめてしまったこともあって、そのときは、ヤンマーの営業所に電話をして、クレーンであげてもらったことがあります。軽トラックの左側両輪を脱輪させてしまい、JAFに電話をしてクレーンで引き上げてもらったこともあります。もちろん、自力で脱出した脱輪事故は何度もありますが、手に負えない場合はクレーンに頼るしかありません。

 今回、トラクターが泥沼に沈んでしまったときも、手をつくせばつくすほど沈んでいく様子に音を上げてしまい、
「かくなる上は、やはりヤンマーの営業所にクレーンの出動を依頼するしかない」と思いました。でも、以前ならそうしていたと思うのですが、今回はそうはしませんでした。なぜかというと、村のお年寄りの方々の姿から学ぶところがあったからです。

 村のお年寄りの方々の姿から何を学び、どのように対処したのか。長くなりすぎましたので、このつづきは次回にさせていただきたいと思います。長々とお読み頂き、ありがとうございました。
  添付の写真は、1号畑から見た早朝の二上山の様子と、木綿庵1号畑の横の里道(りどう)の様子です。
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