今日は平成26年6月6日(金)。二十四節気の一つ「芒種(ぼうしゅ)」にあたります。ウィキペディには、
 
 芒(のぎ 、イネ科植物の果実を包む(えい)すなわち稲でいう籾殻にあるとげのような突起)を持った植物の種をまくころ。『暦便覧』には「芒(のぎ)ある穀類、稼種する時なり」と記されている。実際には、現在の種まきはこれよりも早い。西日本では梅雨入りのころ。
 芒種(ぼうしゅ)は、二十四節気の第9。五月節(旧暦4月後半から5月前半)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が75のときで6月6日ごろ。ではそれが起こるだが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から11/24年(167.40日目で6月7日ごろ。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の夏至前日までである。
 
と記されています。
 近畿地方は一昨日の6月4日に梅雨入りが発表されました。木綿庵周辺の田んぼでは、田植え準備がほぼ終わり、あとは水入れを待つばかりという状態です。木綿庵がある村では、今年は6月8日に溜め池の水を抜いて(「池水抜き」)、それぞれの田んぼに水が引き入れられます。また、木綿庵1号畑では、6月1日に今年はじめての蛍を観察しました。蛍が飛び始めると田植えが近い、というのがこのあたりの風情です。
 さて、1号畑の綿の状態ですが、今朝の段階で和綿は21㎝、洋綿は16㎝まで生長しています。一昨日の強風で軒並み、苗が傾いていますが、大きな被害はなくおおむね順調です。
 4号畑の緑綿も、本葉を出し始めています。また、緑綿の隣畝に、5月31日に和綿(白)の種をまきました。
色綿を育てる時には、他の色綿と混植してはいけないことになっていますが、洋綿と和綿では遺伝子が異なるため、混植しても交配は生じないそうです。こちらの和綿は6月4日に発芽を確認しました。今後は、支柱立ての作業をすすめていくことになります。
 1号畑の野菜エリアでは、スナップエンドウ、タマネギの収穫をすべて終えました。キュウリ、ナス、ゴーヤが順調に生育をはじめています。オクラも無事に発芽しました。ジャガイモがそろそろ収穫期を迎えますが、今年はジャガイモに十分な手間をかけることができず、不作気味です。ジャガイモに申し訳ないことをしたと反省しています。なお、キャベツも立派に育ち、収穫を楽しみにしていたところ、防虫シートが強風でまくれあがったすきに、カラスの襲撃を受け、5株ほどが大きな被害を受けました。これもまた大きな教訓になりました。
 添付の写真は、和綿の様子、洋綿の様子、綿畝の様子、キュウリ、ゴーヤの様子と、夜都伎神社の様子です。
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