今日は8月17日(日)。昨日、初めて2サイクルエンジン式のポンプを使って、1号畑の綿、枝豆、とうもろこし、サツマイモに水やりを行いました。連日の猛暑と日照りで畑はカラカラ。これまでにも向かいの小川からバケツで水を汲んで、1杓ずつ水をやることはしてきましたが、ちょうど昨日は村の池水を抜くという情報を事前に得ることができましたので、早朝よりその準備にかかりました。
 1号畑の向かいを流れる小川は、日照りがつづくとほとんど流れがとまってしまうため、池水を抜く日でなければポンプを使っての散水はできないからです。
 午前6時前に、2号畑のトラクタ小屋よりポンプ、ホース一式と、作業板を運びだしました。作業板は、ホースが市道をまたぐため、ホースを保護するためのものです。この段取りをしておかないと、車が通る際にタイヤがホースを踏みつけると一時的にエンジンに急激な圧力がかかることになり、故障の原因になるからです。(この一時的にエンジンに負担がかかる現象をウォーターハンマー現象というそうです。)
 村には6つの溜め池があるそうですが、その池水が一斉に抜かれ、それぞれ決まった田にひきこまれていきます。それぞれの池には当番の方がおられ、池水がすべての田に行き渡ったかどうかの確認をして回られます。これは大変な作業です。
 私の畑も小川から直接土樋(どび)を使って水を引き入れることを許されているのですが、田ではなくて畑であるため、ポンプを使っての散水にした次第です。池水は午前6時15分頃に抜かれ、おかげさまで畑の作物達に充分な水をやることができました。
 溜め池というものの大切さを、生まれて初めて実感として感じることができた日となりました。