4月14日以降の半月間にも、いろいろなことがありました。
 まず、4月18日の夕刻に職場にカミさんから連絡があり、1号畑の隣の畑の持ち主の方から苦情の電話をいただいたとのこと。苦情の内容は、「お宅の畑からあふれ出た水がウチの畑に流れ込んで困っている。とにかくすぐに連絡がほしい」との由。急いで仕事を切り上げて、雨の中を1号畑へ。そしてお電話いただいた方のお宅へ。きっときついお叱りを受けるのだろうなと覚悟していったのでしたが、おだやかに現場の状況を説明してくださり、一仕事終えた後のお風呂あがりであったにもかかわらず、一緒に畑まで出向いてくださいました。
 水が流れ出た理由は、私が1号畑の水はけの段取りをきちんとしていなかったことと、畦の高さ、モグラの穴でした。翌日、さっそく溝掘りと畦の管理に精を出しました。
 畑では水の管理(入れる方法だけではなく、出す方法も)がとても大事であること、モグラ対策が大事であること、畦の管理も大事であること等、学ぶことの多かった一件でした。
 4月27日、トラクターに培土板をつけて作業をする方法をヤンマーの方から教えていただきました。そして、2号畑、3号畑、4号畑に早速畝を立てました。
 ただし、その前に各畑に苦土石灰と鶏糞を撒き、土を起こす作業をしました。5月3~6に種を植え付ける準備です。
 5月1日夕刻、1号畑の田起こしと畝立て作業を行いました。1号畑はその他の畑に比べて水はけが亜悪く、まだぬかるんでいる状態で畝立てができていません。もう少し待ってからと思っていたのですが、天気予報で変わってまた雨が降るとのこと。急いで畝立てをしましたが、水を多く含んだ土ではトラクターがうまく前へ進まず、けっきょく全体の半分しか畝を立てることはできませんでした。
 5月3日、残り半分の畝立てをしました。
 ところで自分の畑に面している道路の草刈りは、その分だけは畑の持ち主が責任をもって刈ることになっているそうで、道路の向かい側が用水路になっている場合は、用水路側の草も刈る責任があることをはじめて知りました。昨日(5月3日)は、その草刈りにも4分の1日を要しました。
 ちなみに刈った草はすぐに掻き集めるのではなく、そのまま放置しておき、乾いてから集めて燃やせばいいのだと、すぐ近くの畑で作業をしていたおばあちゃんが教えてくれました。
 また、通りかかった近くの農家の方から、『上手に畝を立てたね』と褒めていただきました。いくつになっても褒められると嬉しいものですね。