H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)

こころはればれ晴れ(Hare)の日も、こころしとしと雨(Ame)の日も、まえ(Mae)を向いて、歩き(Aruki)たい…。                  このブログでは、おもに綿の栽培記録を紹介させていただきます。

2022年08月

 令和4年8月23日(火)が、二十四節気の「処暑」でした。立秋翌日から処暑までのお天気は以下の通りです。〇=晴れ。△=曇り。✕=雨。〇/✕=晴のち雨。〇|✕=晴時々雨。△:✕=曇り一時雨。 8月8〇|△、9〇|△、10〇|△:夕雷雨、11〇|△、12△|〇:夕立、13△|〇:✕、14△|〇:✕、15△|〇:夕方激雷雨、16〇|△、17✕/△|〇、18△|〇、19〇|△、20△|〇/✕、21△|〇、22△|〇23△。  
 立秋以降もよく雨が降ります。この時期としては、この雨の多さは異常のように思われますが、昨年の同時期の記事を振り返って見ますと、まったく同じ状況が記されています。近年の傾向なのかもしれません。
 その中にあって、和綿の実が次々とはじけはじめています。
今年の和綿の開絮確認は1号畑の山辺綿赤木種で8月12日。14日には1号畑の山辺綿青木種、7号畑(試験農場)の赤木種、真岡綿でもはじけているのを確認しました。その後約10日、もっともさかんにはじけているのは7号畑の山辺綿赤木種です。
 先日から、7号畑の河内綿、伯州綿、大島綿もはじけはじめました。河内綿は今年もやはり、花もコットンボールも他に比して大ぶりです。
ちなみに8月23日は二十四節気の処暑であると同時に、七十二候の綿柎開(わたのはなしべひらく)」に当たります。いよいよ本格的に綿がはじける時期に入った、ということになります。
 なお、洋綿の開絮もまだ確認できていません。虫害を受けたためか、先が黒ずんで中途半端にはじけたコットンボールはありますが、いつものフワフワとしたコットンボールはまだ未確認です。
 以下の写真は、7号畑の山辺綿赤木種のコットンボール、花。7号畑の河内綿のコットンボール、花。1号畑の洋綿畝の全景、アプランドの蒴果、超長繊維綿の蒴果、虫害を受けたアプランドの蒴果。収穫した和綿。1号畑の和綿畝の様子、7号畑の全景、です。
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 令和4年8月7日(日)が二十四節気の「立秋」でした。大暑から立秋までのお天気は以下の通りです。天理市乙木町における感覚的観測データです。〇=晴れ。△=曇り。✕=雨。〇/✕=晴のち雨。〇|✕=晴時々雨、△:✕=曇り一時雨。 
 24〇|、25|、26|、27|:夕方激雷雨、28|、29|、30|:✕、31|。8月1|、2|、3|、4|:夕方雷雨、5|:夕方雷雨6|:夕方雷雨7|:夕方激雷雨。  
 猛暑が続く中、8月4日から連日夕方は雷雨に見舞われました。とくに7日の雷雨は凄まじく、度重なる稲光と雷鳴、土砂降りの雨で、恐怖さえ感じるほどでした。おかげで畑は水浸しの状態になっています。蒴果結実の時期でもありますので、降雨はありがたいものの、これ以上つづくと心配です。
 さて、綿畑では開花盛期を迎えています。そして、その花々の間に、膨らみはじめた蒴(蒴果、コットンボール)が姿を見せ始め、目立つようになってきました。綿が吹きはじめる(開絮:かいじょ。蒴果が裂けて、綿の繊維があふれてくる)のも、まもなくです。
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