H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)

こころはればれ晴れ(Hare)の日も、こころしとしと雨(Ame)の日も、まえ(Mae)を向いて、歩き(Aruki)たい…。                  このブログでは、おもに綿の栽培記録を紹介させていただきます。

2022年06月

 令和4年6月21日(火)が二十四節気の「夏至」でした。芒種から夏至までのお天気は以下の通りです。天理市乙木町における感覚的観測データです。〇=晴れ。△=曇り。✕=雨。〇/✕=晴のち雨。〇|✕=晴時々雨、△:✕=曇り一時雨。
  6月7△|〇、8△|〇、9〇、10△|〇、11△/✕、12〇、13△|〇、14✕、15△:✕、16△|〇、17△|〇、18△|〇、19〇|△、20△|〇、21。  
 6月14日に近畿地方の梅雨入りが発表されました。21日は雨がよく降りましたが、これまでのところは雨が二日以上にわたって降り続いたことはありません。農作物にとっては恵みの雨になっています。
 綿木の管理作業としては、6月14日に2回目の間引きを行い、1本立ちにしました。間引く際のポイント、判断の優先順位は➀背丈、②葉っぱの色つやおよび病害虫の程度、③姿勢(相手に遠慮して傾いている方を間引く)、④位置(植え穴の中心に近い方を残す)、です。
 ただし、優先順位はあくまで目安で、総合的に判断します。特に④はどちらを間引くか迷ったときの判断基準にすぎず、積極的な意味はありません。
 また、1本立ちさせたあとは土寄せをして、株元の土を手のひらで押し固めます。そうすることでいくらかは倒伏防止につながります。
 さらに、間引き作業をしながら1本一本、しっかり観察します。今回はアブラムシがついている株を1号畑で1株、7号畑で1株発見しました。また、青虫に葉っぱを食害されている株を複数株、ハマキムシの被害を1号畑で1株発見しました。
 そこで、今回は少し早めですが、6月15日に1号畑と7号畑の綿木に農薬を散布しました。スミチオン乳剤(住友化学)1,000倍希釈液と、アファーム乳剤(シンジェンタジャパン)1,500倍希釈液です。
 草丈は高低はありますが、おおむね洋綿で約30㎝、和綿で約40㎝ほどです。  
 以下の写真はおもに22日に撮影した1号畑、7号畑の様子と病害虫の様子です。
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 令和4年6月6日(月)が二十四節気の「芒種」でした。小満から芒種までのお天気は以下の通りです。天理市乙木町における感覚的観測データです。〇=晴れ。△=曇り。✕=雨。〇/✕=晴のち雨。〇|✕=晴時々雨、△:✕=曇り一時雨。
 5月22〇|、23✕/〇|△、24〇、25|:✕、26|〇/、27|、28、29〇、30|/、31|。6月1△、2|△、3〇、4〇、5△/✕、6✕/△。
 出遅れていた7号畑のブータン綿が発芽しました。ただし、発芽率は20%程度でしょうか。風土環境の違いに戸惑っているのかもしれません。かろうじて生長をつづけてくれている5本が、無事に収穫まで至りますようにと祈るばかりです。
 その他の綿は、その後も順調に生長しています。この間に各植え穴の苗を3本立ちから1本間引いて2本立ちとし、1回目の追肥を行いました。追肥は、株元から少し離したところに直径1㎝ほどの穴を開け、そこにスプーン小さじ1杯程度の化成肥料888を施しました。いわゆる穴肥(あなごえ)、棒肥(ぼうごえ)です。
 あと10日ほどしてから、1本立ちさせる予定です。
 苗木の背丈は、苗によってまちまちですが、おおむね10㎝から20㎝程度です。
 写真は1号畑の和綿、洋綿、11号畑の洋綿、追肥要領、7号畑(試験農場)の全景、7号畑のブータン綿の様子です。
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次は、洋綿です。
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次に追肥要領です。

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次は7号畑の全景と、ブータン綿の様子です。
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