H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)

こころはればれ晴れ(Hare)の日も、こころしとしと雨(Ame)の日も、まえ(Mae)を向いて、歩き(Aruki)たい…。                  このブログでは、おもに綿の栽培記録を紹介させていただきます。

2022年02月

 令和4年2月19日(土)が二十四節気の「雨水(うすい)」でした。立春から雨水までのお天気は以下の通りです。天理市乙木町における、筆者の実感に基づく感覚的観測データです。〇=晴れ。△=曇り。✕=雨。〇/△=晴のち曇り。△|✕=曇り時々雨。△:✕=曇り一時雨。☆=雪
  2月5△|6△|7△|8△|、9△/10△:✕|11△/12△/13/✕、14△/15△|16〇|△17〇|△18〇|△19/✕ 
 厳しい冷え込みが続いています。ただ、降雨量はそれほどでもなく、10日、13日の雨も畑に水が浮くほどではありませんでした。19日はほぼ半日雨が降り続きましたが、比較的弱い雨で、土の乾燥が著しいこともあり、やはり畑に水が浮くことはありませんでした。畑の野菜、とくにタマネギにとっては嬉しい雨になりました。 
  以下の写真は、畝の整備と溝掘りを一通り終えた畑の様子です。1号、5号、6号、7号、9号、10号、11号、12号と、1号畑にほぼ完成したビニールハウスの様子です。

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ビニールハウスはおもに育苗と、各種備品やコットンブランチ等の収穫物の保管庫として活用する予定です。

 令和4年2月4日(金)が二十四節気の「立春(りっしゅん)」でした。大寒から立春までのお天気は以下の通りです。天理市乙木町における、筆者の実感に基づく感覚的観測データです。〇=晴れ。△=曇り。✕=雨。〇/△=晴のち曇り。△|✕=曇り時々雨。△:✕=曇り一時雨。☆=雪
 1月21|〇、22△/、23△/✕24|25|2627|28|〇29|〇30|〇、312月1|〇:✕、2|〇3|〇4|〇
 この2週間もほとんど降雨がありません。1月23日に少しまとまった雨がふりましたが、土の乾燥が著しかったため、畑に水がたまるほどではありませんでした。経験的には、2月中旬から雨が降り始めます。畑の畝整備、溝掘りができるのもあとわずかです。おかげさまで、作業は順調にすすんでいます。  
 以下の写真は、綿木を引き抜いたあとで、綿木に残っていた緑の蒴(緑のコットンボール)を集めて干しておいたものです。このような収穫方法は、今回が初めての試みです。おかげさまで、和綿1,844g、洋綿156gの実綿を得ることができました。
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これにより、2021年産の当庵の綿花総収量が確定いたしました。以下のとおりです。
◇和綿
 1、大和山辺綿:赤木(天理市)              2,752g
 2、大和山辺綿:青木(天理市)           3,262g
        大和山辺綿の赤木、青木を区別せずに収穫       5,514g
        和綿コットンボールより                1,500g
 3、河内綿:千塚(大阪府、八尾市立歴史民俗資料館)     376g
 6、伯州綿:境港(鳥取県境港市)                 96g
 8、真岡綿:真岡(栃木県真岡市)                422g
 ※緑の蒴果から                 1,844g

◇洋綿
 9、洋綿アプランド                                           968g
     洋綿アプランド コットンボールより          1,950g
      ※緑の蒴果から                                                              156g
10、洋綿(品種確認中)                               366g
11、洋綿(綿花子)                                 220g
                                総収穫量      19,426g

なお、以下は1号畑に設置中のビニールハウスです。ご近所の農家さんより無償でご提供いただき、移設工事を進めているものです。
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