H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)

こころはればれ晴れ(Hare)の日も、こころしとしと雨(Ame)の日も、まえ(Mae)を向いて、歩き(Aruki)たい…。                  このブログでは、おもに綿の栽培記録を紹介させていただきます。

2020年04月

 今日は令和2年4月20日(月)。昨日19日は二十四節気の「穀雨」でした。清明から穀雨までのお天気は以下の通りです。〇=晴れ。△=曇り。✕=雨。〇/✕=晴のち雨。〇|✕=晴時々雨。
 4〇、5〇、6〇、7〇、8〇、9〇、10〇、11〇、12✕、13✕、14〇、15〇、16〇、17△、18✕、19〇。
 4月上旬の10日間はほとんど晴れの日が続き、畝の整備に取り組んだ後、4月10日に綿畝に鶏糞と牛糞堆肥をすき込みました。施肥量は、畝の長さ約30メートルに対して写真の鶏糞と牛糞堆肥を1袋ずつくらい施しました。今後は、この畝に雨をいただいてからマルチをかけて、5月3日の種蒔きに備えます。
 また、手紡ぎした糸を染めるために、今年も紅花を栽培することにしました。種は昨年同様、山形県河北町の「河北べに花会」から購入したものと、河北町役場から無償で分けていただいたものを用意。紅花の種は病気に弱いそうで、一度中性洗剤で洗ってから一晩水に漬けて、4月17日に播種しましました。
 畑作業の傍ら、草木染めの準備も進めています。4月8日には手紡ぎ糸を精練。4月10に豆乳を用いて前処理を行いました。
 以下の写真は、鶏糞と牛糞堆肥の施肥の様子と、紅花の播種、精練&前処理の様子です。

CIMG2832


CIMG2837


CIMG2866


CIMG2869

CIMG2871


CIMG2811


CIMG2814

CIMG2818


CIMG2821

CIMG2825


CIMG2829


CIMG2831


CIMG2841



 今日は令和2年4月6日(月)。一昨日4日が二十四節気の「清明」でした。春分から清明までのお天気は以下の通りです。〇=晴れ。△=曇り。✕=雨。〇/✕=晴のち雨。〇|✕=晴時々雨。
 21〇、22〇、23〇、24〇、25〇/✕、26✕、27✕、28✕、29✕/〇、30✕、31△、4月1△|✕、2△/〇、3△|〇、4〇
 この半月間は降り続いて畑に溜まった雨水を、どのように逃げさすか、つまり水を抜くための方策について考えました。畑で大切なのは水の管理です。綿の栽培では稲作ほどの水を必要とはしません。当地ではほとんど自然降雨だけで充分です。むしろ、降った雨水がたまらないように、水はけをよくする対策が必要となってきます。とくに梅雨時には根が水に漬かってしまわないように留意する必要があります。
 昔の人の知恵と工夫で、すべての田畑には、水路から水を入れるための導入管と水をぬくための排水管が設けられています。当地では、「土樋(どび)」と呼ばれています。この2箇所以外に勝手に排水口を作るのは通常は御法度です。そのため、効率よく排水を促すために、溝を掘ることが一般的ですが、これがなかなかの重労働です。
 これから綿の播種にむけての段取りと共に、梅雨を迎えるまでに何とか水はけをよくするための作業を並行してつづけていくことになります。
 以下の写真は、5号畑、6号畑での溝掘りの様子と6号畑の藍畝の様子です。
CIMG2783

CIMG2784

CIMG2785


CIMG2789

CIMG2792

CIMG2776

CIMG2777

CIMG2778

CIMG2780

CIMG2782




↑このページのトップヘ