今日は平成29年12月12日(火)。ほんとうに久しぶりのブログ更新となります。綿畑の綿は、8月下旬以降順調にはじけていましたが、9月下旬から10月下旬までは雨の日が多く、特に週末に台風が近畿地方を通過することが多かったため、思うように綿摘みができませんでした。
 せめて、和綿だけでもこまめに摘むように心がけてきましたので、和綿については収穫量は昨年を上回っています。
 さて、去る11月3日(金・祝)に、1号畑で恒例の「収穫祭&草木染め体験」を実施しました。遠く和歌山から参加してくださった方もおられ、終了後に駆けつけて下さった方も含めると20名近いご参加をいただいてにぎやかに楽しく綿摘み、草木染めを行うことができました。
 まず、午前11時より全員で綿摘み。希望される方には綿繰りと糸紡ぎの実演、体験。その後、みなさんと一緒に草木染めをご覧いただき、体験していただきました。
 今回は、カリンの葉、クサギの実、セイダカアワダチソウの花穂の3種。前処理はKLCという薬剤と、豆乳(希釈1:2)を用い、後媒染には椿灰を用いました。おもしろかったのは、カリンの葉です。染液に浸けた段階では黄色に近かったのに、椿灰の上澄み液に浸けてしばらくすると、見事に赤味を帯びてきたことです。これには一同、感嘆の声を上げました。
 前処理にKLCという薬剤を用いた布の方が赤味がしっかりと定着し、豆乳を用いた布はパステル調の淡いピンクに染まりました。風合いという観点からは、どちらも魅力的です。お互いの作品を披露しあいながら、イベントは12:30頃に無事終了しました。
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