H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)

こころはればれ晴れ(Hare)の日も、こころしとしと雨(Ame)の日も、まえ(Mae)を向いて、歩き(Aruki)たい…。                  このブログでは、おもに綿の栽培記録を紹介させていただきます。

2017年08月

  今日は平成29年8月22日(火)。一昨日の20日(日)に、今シーズン最初の洋綿の開絮(コットンボールがはじけて真っ白な繊維があふれ出す)を確認しました。ちなみに、昨年は洋綿の最初の開絮確認は8月21日でした。
 台風による強風で裂けた枝を先日、コットンブランチに仕立てましたが、こちらも一昨日より開絮がはじまりました。
イメージ 1イメージ 2








イメージ 3イメージ 4








イメージ 5イメージ 6

 今日は平成29年8月15日(火)。昨日、今シーズン最初の和綿の開絮(コットンボールがはじけて真っ白な繊維があふれ出す)を確認しました。よく見ると、もう10個以上がはじけています。数日前から開絮がはじまっていたのかもしれません。ちなみに、昨年は和綿の最初の開絮確認は8月13日でした。洋綿の方は、まだきれいにはじけたものを見つけることはできていません。
 また、先日の台風で裂けた枝をすべて切り取り、コットンブランチに仕立てました。この状態で置いておくと、次第にコットンボールがはじけてくるはずです。
 目下、綿畑は開花盛期。和綿も洋綿も今が花の見頃ですが、猛暑のために山辺の道を歩いておられる方は少なく、畑を訪ねて来られる方も少ないのは残念です。
 株の背丈は、おおむね和綿で150㎝、洋綿で140㎝。観察用に摘芯していない和綿は204㎝ありました。
 添付の写真は和綿の花、洋綿の花、和綿の開絮の様子と、洋綿のコットンブランチ、1号畑全体の様子です。
イメージ 1イメージ 2












イメージ 3イメージ 4












イメージ 5イメージ 6












イメージ 7イメージ 8












イメージ 9イメージ 10












イメージ 11イメージ 12












イメージ 13イメージ 14












イメージ 15イメージ 16












イメージ 17イメージ 18












イメージ 19イメージ 20















 今日は平成29年8月11日(金)。昨日10日(木)に薬剤を散布しました。ハマキムシの被害が拡大してきたためです。キュウリやナス等にも用いている農薬で、アディオン乳剤(ペルメトリン乳剤。住友化学株式会社)と、エルサン乳剤(PAP乳剤。日産化学工業株式会社)混合の1,500倍希釈液です。
 記録によれば、昨年は6月13日に散布しています。今年はできるだけ農薬使用を控えたいと思いここまで様子を見てきましたが、遅すぎたかもしれません。よくみれば、すでに開絮したコットンボールも見つけましたが、虫害を受けてとても収穫できる状態ではありません。今後の収穫にどのように影響するか、これも一つの実験です。
 また、8月7日に近畿地方を直撃した台風5号による暴風で、綿の木が被害を受けました。被害が大きかったのは幹の太い洋綿の方で、枝が裂けて倒れる株が多く見られました。こんなときは、一見華奢に見える和綿の方が、暴風をしなやかに受け流し、ほとんど被害がなかったというのはおもしろい(示唆に富む)と思いました。
 添付の写真は、台風によって枝が裂けたり倒れてしまった洋綿の様子と、ほとんど被害がなかった和綿の様子です。
イメージ 1イメージ 2







イメージ 3イメージ 4







イメージ 5イメージ 6



 今日は平成29年8月6日(日)。8月に入り、和綿、洋綿ともにしだいに蒴果が大きくふくらんできました。昨日の測定では、和綿、洋綿ともに背丈はおおむね130㎝です。観察用として摘芯していない和綿の株は174㎝ありました。また、ハマキムシの発生を確認していながら放置していたために、被害が広がってきました。できるだけ農薬の使用は控えるようにはしていますが、収穫を確保するためにも、早々に農薬の散布をしたいと考えています。
 添付の写真は和綿の蒴果と洋綿の蒴果。ハマキムシの様子です。和綿は下を向いて実をつけるために写真撮影がしにくくて、どうしても洋綿の蒴果の写真が多くなってしまいました。

イメージ 1イメージ 2












イメージ 3イメージ 4












イメージ 9イメージ 10



イメージ 5イメージ 6












イメージ 7イメージ 8




↑このページのトップヘ