今日は平成29年5月30日(火)。昨日29日に間引きを行いました。和綿、洋綿ともに、植え穴によって生長の度合いがまちまちで、しっかりした本葉が出てきているものもあれば、やっと双葉が安定したきたばかりのものもあります。また、3点蒔きをしていますが、3つとも芽が出ている穴もあれば、1つだけのところもあります。あるいは、やっと顔をだしたばかりの芽が何らかの理由で枯れてしまったものもあります。
「間引き(まびき)」とは、各植え穴に1本ずつの苗を育てるようにするために、それ以外の苗を引き抜いてしまうことです。間引きの際に悩むのは、どの1本を残すかという判断です。明らかに生長の度合いに差があれば、躊躇なく間引くことができますが、同じように元気に育っている場合は、どれを抜いて、どれを残すかという判断には常にためらいが伴います。そこには、他人の人生を勝手に決めてしまうような後ろめたさがどうしても残ってしまいます。と同時に、まだこれからも枯れてしまう可能性がある苗のことを思えば、元気な苗を抜きとってしまう間引きのタイミングは、それなりの判断と決断が必要です。
どうぞ、それぞれの植え穴に1本ずつ残した苗が、これから元気に育ってくれますようにと祈るばかりです。
以下の写真は、植え穴に3本、2本、1本とそれぞれに育った和綿、原因不明の立ち枯れをした苗のようすです。




以下の写真は洋綿の様子です。拡大して見ていただきますと、葉の形状の違いなどがおわかりいただけるかと思います。



