今日は平成28年10月16日(日)。前回の報告から早くも1ヶ月半が過ぎてしまいました。この期間が、綿花収穫の最盛期であり、そろそろピークを過ぎようとしています。
 ところで、今年は9月に入って雨の日が多く、畑の土が乾燥する間がありませんでした。こんなに雨の日が続いたことは、綿の栽培をはじめて初めての経験のような気がします。雨の降らない日にはできるだけ綿を摘むように心がけてきたつもりですが、それでも多くの綿花が雨にさらされ、緑の蒴果もはじけかけた状態で雨に遭い、ふわふわのコットンボールに至ることなく、固まった状態のまま地面に落下するものが続出しました。そして、その地面に落ちた綿花が、そのまま畑で発芽するという珍現象が多くみられました。こんなことも初めてですが、それだけ畑が常に水に浸かっていたという証拠でもあります。
 このような状態ですので、綿花の収穫量は例年よりかなり少なくなっています。収穫出来た量は感覚的には半減のような気がしていますが、質的にはできるだけ良質のものを選んで収穫していますので、例年に比して劣るものではありません。ご安心ください。
  なお、上記の状況を踏まえ、例年11月3日に開催していました「収穫祭」を、今年は見送ることにいたしました。ご了承ください。
 添付の写真は、地面に綿花がいっぱい落ちている様子、落ちた綿花が発芽した様子、綿畑の様子です。
 ※見学に来て下さる方が少しずつ増えてきたこともあり、1号畑の看板に取り付けていた説明書を、パネル仕様にして新しく作り替えました。
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