H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)

こころはればれ晴れ(Hare)の日も、こころしとしと雨(Ame)の日も、まえ(Mae)を向いて、歩き(Aruki)たい…。                  このブログでは、おもに綿の栽培記録を紹介させていただきます。

2016年05月

 今日は平成28年5月27日(金)。昨日26日に間引きを行い、1本立ちにしました。その際、原因不明の立ち枯れが和綿で12ヶ所、洋綿で2ヶ所にみられ、予備用ポットの苗を移植しました。
 植え穴によって生長の程度に微妙な差がみられます。種そのものの個体差とともに、土の状況が影響しているものと思われます。
 なお、今後の記録のために、和綿、洋綿ともに標準木を決めました。南北にのびている畝のほぼ中央に位置する苗です。ちなみに、苗の背丈は昨日26日時点で和綿12㎝、洋綿14㎝でした。
 鉢植えの洋綿も順調です。
 また、4号畑の綿も順調に生長しています。綿畝は3畝で、5月5日に和綿と洋綿の種を各1畝ずつに種蒔き。少し遅れて5月15日にもう1畝に和綿の種を蒔きました。遅れて蒔いた和綿も、全穴で発芽を確認しました。
 添付の写真は1号畑の和綿、洋綿の標準木の様子。4号畑の綿畝3畝と、遅蒔きの和綿の発芽の様子。鉢植えの苗と、予備用ポット(洋綿)の様子です。なお、ポット苗はそろそろ限界にきています。
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 今日は平成28年5月18日(水)。5月3日に種蒔きをした後、8日(日)に1割程度の植え穴で発芽を確認、11日(水)にすべての植え穴で発芽を確認しました。その後1週間が経ちましたが、苗の様子には大きな変化はみられません。ただ、植え穴1ヶ所で、ネキリムシの被害を確認。また、もう1ヶ所で枯死しているのがみつかりました。枯死の原因は不明です。
 予備用ポットの苗も順調です。
 添付の写真は、予備用ポットの様子と、5月12日の和綿、18日の和綿、洋綿の様子。ネキリムシ被害の様子と、枯死の様子です。
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 今日は平成28年5月8日(日)。今年も例年どおり5日前の5月3日(火)に公開イベントとして「綿の種蒔き」をおこないました。天気は絶好の畑日和の曇り空。前日までにマルチを施しておいた1号畑の綿畝に、洋綿、和綿の種をまきました。
 作業は午前11時に開始。当日は大阪から2名、兵庫県から1名と3名の方のご参加をいただいて、約1時間ほどで作業を終えることができました。
 作業は、マルチカッターで植え穴を空け、丸太棒の頭で植え穴の土を押さえ、一つの穴に3粒ずつの種を置いていきます。今年は、当日午前4時から約7時間水に浸しておいた種を用いました。水に浸す要領は、500ミリのペットボトルに種を入れ、水を満杯に入れて蓋を閉めておきます。経験上、一番いい方法ではないかと思っています。
 植え穴の間隔は今年は洋綿、和綿ともに約70㎝としました。洋綿は1畝で43穴。和綿は2畝で82穴。
 種の上からオンダイアエース粒剤(ダイアジノン・ベンフラカルブ粒剤。オルトランと同様、おもにネキリムシと地上部害虫を防除するための農薬)を軽く散布。その上から、畑の土をふるいにかけたサラサラの土を軽くかけていきます。深く植えすぎると失敗しますので、種がかろうじて隠れるくらいに薄くふりかける程度にします。
 その後、たっぷりと水をかけます。発芽後、本葉が出てくることまでは水はきらさないように注意します。
 種蒔き作業完了後、室内に場所を移して、綿繰り機を用いての種取り、竹弓を用いての綿打ち、簡易スピンドルと糸車を用いての糸紡ぎ、段ボール紙で作った簡易織機を用いての機織りの仕組み説明等をご覧いただき、体験していただきました。
 なお、本日8日、全体の1割程度の植え穴で発芽を確認しました。
 添付の写真は、1号畑の綿畝の様子、植え穴を開けているところ、ペットボトルで種を水に浸しているところ、植え穴の土を平らにしているところ、種をまく作業をしているところ、農薬のラベルと発芽の様子です。
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