H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)

こころはればれ晴れ(Hare)の日も、こころしとしと雨(Ame)の日も、まえ(Mae)を向いて、歩き(Aruki)たい…。                  このブログでは、おもに綿の栽培記録を紹介させていただきます。

2015年06月

 今日は平成27年6月15日(月)。綿の種を蒔いてから約6週間が経ちました。綿の苗は、和綿、洋綿ともにこの2週間で約10㎝生長しました。今朝の段階で和綿が28㎝、洋綿が31㎝でした(いずれも標準木。中にはまだ本葉がようやく出たばかりの苗もあります)。ただ、見た目にはそれほど変化はありません。「綿の生長が止まったように見える時期」とはちょうど今頃の様子を指します。
 綿苗が20㎝を超すようになると、風を受けて倒れやすくなります。株元に土寄せをして、その土をしっかり押さえて倒れにくくすると同時に、支柱の準備をはじめます。今回、木綿庵の1号畑では新たな支柱の立て方にチャレンジします。けっして特別なことをするわけではありませんが、これまでは支柱もろとも倒れてしまうことがよくありましたので、その被害を防ぐための工夫です。
 添付の写真は和綿、洋綿の標準木の様子と、綿エリア全体の様子です。
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 今日は平成27年6月3日(水)。ちょうど1号畑に綿の種を蒔いてから1ヶ月が経ちました。ネキリムシの被害が後を絶たず、ポットに蒔いた予備用の苗が大活躍。また、ネキリムシに限らず、発芽はしたもののなぜか立ち枯れてしまう苗もあり、元気な苗(一つの植え穴には3粒ずつの種を蒔いていますので、順調なところでは、1つの植え穴に3株が育っています)の移植を繰り返しています。
 今年になって初めて知りましたが、オルトランの薬効は1週間から10日ほどとのこと。1度施しただけでは安心はできません。昨日もあらためてオルトランを散布しました。
 さて、順調に育っている苗の背丈は、今朝の時点で和綿、洋綿ともに19㎝です。添付の写真は昨日撮影したものですが、これで約19㎝です。ただし、中にはまだ双葉だけの状態のものもあります。生長の早さはそれぞれです。いつも感じることですが、植物といえども人間と同じ生物。同じ種のように見えても、個性というか個体差があって、すべてが均一に生長するわけではありません。考えてみれば当たり前のことですが、私の中では農事に携わるようになって初めて知った「驚き」の一つです。
 綿の苗はこのあと、生長がとまったように見えながら、地中にしっかりと根を張っていきます。移植が難しくなるのもちょうどこの頃からです。
 添付の写真は1号畑の和綿、洋綿の様子です。
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