H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)

こころはればれ晴れ(Hare)の日も、こころしとしと雨(Ame)の日も、まえ(Mae)を向いて、歩き(Aruki)たい…。                  このブログでは、おもに綿の栽培記録を紹介させていただきます。

2014年06月

 今日は平成26年6月23日(月)。2日前の21日(土)は、二十四節気の一つ「夏至(げし)」でした。ウィキペディには、
 
 
夏至(げし)は、二十四節気の第10。一年で最も昼が長い。五月中(旧暦5月内)。
現在広まっている定気法では太陽黄経90度のときで6月21日ごろ。ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とし、日のほうは夏至日(げしび)と呼ぶ。恒気法では冬至から1/2(約182.62日)後で6月22日ごろ。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の小暑前日までである。
西洋占星術では、夏至を巨蟹宮かに座)の始まりとする。
 
と記されています。
 梅雨入りしてからも天理ではなかなかまとまった雨に恵まれていませんでしたが、土曜日の夜から日曜日の夕方にかけて、久しぶりにまとまった雨が降ってくれました。野菜や果樹たちの嬉しそうな声が聞こえてくるようです。
 さて、1号畑の綿エリアでは、和綿、洋綿ともに順調に生長しています。今朝23日の段階で、和綿の標準木が67㎝、洋綿の標準木が41㎝でした(標準木はいずれも畝の最南端の株。和綿は東側の畝の最南端)。これまでに、追肥として各株の根元に化成肥料(8/8/8)を少量施しました。少量というのは一握りを3~5株に分けてまく程度です。また、アブラムシ、蟻、ハマキムシが出始めましたので、虫のついている株を中心に薬剤を散布しました。薬剤は野菜との兼用で、「ディプテレックス乳剤」と「エルサン乳剤」を混合し、1,000倍に希釈したものを用いました。
 支柱が必要な時期を迎えましたので、今年は新たな試みとして、添付の写真のような横棒を設置しました。これまではすべての株に1本ずつの支柱を立てていましたが、株が大きくなると支えきれない場合が出てくることと、撤去作業が思いのほか重労働だからです。横棒は、株の成長とともに少しずつ上にあげ、紐で誘引する予定です。
 さらに、今年の新たな取り組みとして、株の裾を刈り上げることにしました。地面に近い位置で結実した場合に、綿花が汚れやすくなるためです。
 横棒支柱と裾の刈り上げ効果については、これから検証していくことになります。
 4号畑の緑綿と和綿も順調に生長しています。
 1号畑の野菜エリアでは、キュウリとナス、ピーマンが収穫期を迎えました。ジャガイモは収穫を終えました。
 添付の写真は、裾ありの和綿と裾を刈り上げた和綿、裾ありの洋綿と裾を刈り上げた洋綿、綿畝全体の様子と、夜都伎神社の様子です。
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  今日は平成26年6月6日(金)。二十四節気の一つ「芒種(ぼうしゅ)」にあたります。ウィキペディには、
 
 芒(のぎ 、イネ科植物の果実を包む(えい)すなわち稲でいう籾殻にあるとげのような突起)を持った植物の種をまくころ。『暦便覧』には「芒(のぎ)ある穀類、稼種する時なり」と記されている。実際には、現在の種まきはこれよりも早い。西日本では梅雨入りのころ。
 芒種(ぼうしゅ)は、二十四節気の第9。五月節(旧暦4月後半から5月前半)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が75のときで6月6日ごろ。ではそれが起こるだが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から11/24年(167.40日目で6月7日ごろ。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の夏至前日までである。
 
と記されています。
 近畿地方は一昨日の6月4日に梅雨入りが発表されました。木綿庵周辺の田んぼでは、田植え準備がほぼ終わり、あとは水入れを待つばかりという状態です。木綿庵がある村では、今年は6月8日に溜め池の水を抜いて(「池水抜き」)、それぞれの田んぼに水が引き入れられます。また、木綿庵1号畑では、6月1日に今年はじめての蛍を観察しました。蛍が飛び始めると田植えが近い、というのがこのあたりの風情です。
 さて、1号畑の綿の状態ですが、今朝の段階で和綿は21㎝、洋綿は16㎝まで生長しています。一昨日の強風で軒並み、苗が傾いていますが、大きな被害はなくおおむね順調です。
 4号畑の緑綿も、本葉を出し始めています。また、緑綿の隣畝に、5月31日に和綿(白)の種をまきました。
色綿を育てる時には、他の色綿と混植してはいけないことになっていますが、洋綿と和綿では遺伝子が異なるため、混植しても交配は生じないそうです。こちらの和綿は6月4日に発芽を確認しました。今後は、支柱立ての作業をすすめていくことになります。
 1号畑の野菜エリアでは、スナップエンドウ、タマネギの収穫をすべて終えました。キュウリ、ナス、ゴーヤが順調に生育をはじめています。オクラも無事に発芽しました。ジャガイモがそろそろ収穫期を迎えますが、今年はジャガイモに十分な手間をかけることができず、不作気味です。ジャガイモに申し訳ないことをしたと反省しています。なお、キャベツも立派に育ち、収穫を楽しみにしていたところ、防虫シートが強風でまくれあがったすきに、カラスの襲撃を受け、5株ほどが大きな被害を受けました。これもまた大きな教訓になりました。
 添付の写真は、和綿の様子、洋綿の様子、綿畝の様子、キュウリ、ゴーヤの様子と、夜都伎神社の様子です。
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