H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)

こころはればれ晴れ(Hare)の日も、こころしとしと雨(Ame)の日も、まえ(Mae)を向いて、歩き(Aruki)たい…。                  このブログでは、おもに綿の栽培記録を紹介させていただきます。

2014年05月

 今日は平成26年5月21日(水)。二十四節気の一つ「小満(しょうまん)」にあたります。ウィキペディには、
 
 万物が次第に成長して、一定の大きさに達して来るころ。『暦便覧』には「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と記されている。
畑が緑黄色に色付き始める。
沖縄では、次の節気と合わせた小満芒種(すーまんぼーすー)という語が梅雨の意味で使われる。
 現在広まっている定気法では太陽黄経が60のときで5月21日ごろ。ではそれが起こるだが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から5/12(約152.18日)後で5月23日ごろ。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の芒種前日までである。
西洋占星術では、小満を双児宮ふたご座)の始まりとする。
 
と記されています。
 朝夕はまだ少し肌寒く感じられますが、日中は25℃を超えて30℃近くになることもあります。まさに「夏」を思わせる暑さですが、湿度が低いためか日陰に入ると涼しくほんうに爽やかな日がつづいています。
 今年は雨も定期的に降ってくれるおかげで、草木の成長も著しく、「小満」の言葉通り、万物(植物)が次第に成長して一定の大きさに達してきました。
 さて、1号畑では、5月3日に種まきをした綿がつぎつぎに芽吹いてきました。はやいもので3日目に発芽し、1週間で約半数が、10日目で約8割、2週間で9割以上が発芽しました。
 ただし、発芽の割合は植え穴の数でカウントしています。つまり、今年度の和綿の植え穴72カ所、洋綿の植え穴36カ所のうちで、発芽を確認できた植え穴の割合です。基本的には1つの植え穴には3,4粒の種を蒔いていますが、必ずしもすべての穴で、すべての種が発芽するわけではありません。1つの植え穴で、1つしか発芽しない場合もあれば、3つないし4つとも発芽する場合もあります。しかし、1つの植え穴で1つでも発芽しておれば、その穴は「発芽」としてカウントしている、ということです。
 ちなみに、昨日朝(17日目)の段階でようやく芽を出してきたものが1つありました。予備用にポットも用意していましたが、最終的に(20日の段階で)発芽を確認できなかった植え穴は3カ所にとどまり、その3カ所にポットで発芽させた苗を移植しました。
 野菜エリアでは、タマネギ、スナップエンドウ、絹さやエンドウの収穫が最盛期を迎えています。レタスの収穫もはじまりました。キャベツはようやく結球をはじめました。ジャガイモは花が咲き始め、キュウリ、ゴーヤの蔓が伸び始めました。
 添付の写真は、綿畝の様子、和綿の発芽、洋綿の発芽、ポット蒔きの様子、ジャガイモの開花と夜都伎神社の森から昇る朝日の様子です。
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 今日は平成26年5月6日(火)。昨日5日(月)は、二十四節気の一つ「立夏(りっか)」でした。ウィキペディには、
 
 夏の気配が感じられるころ。四月節。暦便覧には「夏の立つがゆへなり」と記されている。
春分夏至の中間で、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、この日から立秋の前日までがとなる。
が鳴き始めるころ。
 現在広まっている定気法では太陽黄経が45のときで5月5日ごろ。ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から3/8年(約136.97日)後で5月7日ごろ。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の小満前日までである。
 
と記されています。
 新緑が殊の外美しい季節になりました。
 そして、いよいよ綿の種まきの季節がやってきました。綿のシーズンの到来です。木綿庵では、例年にならって5月3日(土)に種まきを行いました。土作りは約2週間前に石灰をまき、1週間前に鶏糞を入れて鋤込みました。
 当日の朝からマルチング(雑草をおさえるための黒いビニールを畝にかぶせること)行い、種まき穴を、今年は和綿が72穴、洋綿が36穴にしました。種は前日の夜から水に浸しておきました。浸した時間は約10時間です。これまでの経験上、水に浸してから種まきを行うのと、水に浸さない場合とでは、発芽までの日数に3,4日程度の差が出るだけで、発芽率そのものには影響はありません。
 綿の種をまく時のポイントは、深く植えすぎないことです。種を土の上に3,4粒ずつ置き、その上から軽く土をふりかける程度で十分です。なお、木綿庵の綿畑では、発芽直後にネキリムシの被害を受けることが多く、今年もオルトランを散布しました。(この段階で、「オーガニック」を名乗ることはできなくなります。)
 また、予備用にポット蒔きも行います。綿は基本的にあまり水を要しませんが、発芽後、苗が安定するまでは水やりに留意します。ポット蒔きの場合は特に水やりに注意が必要です。
 野菜エリアでは、早生のタマネギが収穫の最盛期を迎えました。中晩(なかて)も、葉が倒れ始めました。絹さやエンドウ、スナップエンドウも収穫期を迎えました。ジャガイモは、1回目の芽かきと追肥を行いました。すでにつぼみをつけはじめています。キャベツ、レタスを大きくなってきました。キュウリ、ナスの苗を5月4日に植えました。また、今年は初の試みとして、八升豆(はっしょうまめ)の栽培にチャレンジします。5月4日に種まきを行いました。
 添付の写真は、木綿庵1号畑の全景、マルチングを施した綿エリア、綿の種を蒔いたところ、早生のタマネギ、エンドウ(紫の花が絹さや、白の花がスナップ)の花と、夜都伎神社の様子です。イメージ 1
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