H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)

こころはればれ晴れ(Hare)の日も、こころしとしと雨(Ame)の日も、まえ(Mae)を向いて、歩き(Aruki)たい…。                  このブログでは、おもに綿の栽培記録を紹介させていただきます。

2013年11月

  今日は平成25年11月24日(日)。一昨日の22日(金)は、二十四節気の一つ「小雪(しょうせつ)」でした。このあたりではまだ雪の舞う気配はありませんが、朝晩の冷え込みはまさに「冬」の到来を感じさせるようになってきました。天理の街は、今まさに市樹でもある公孫樹の黄葉が見頃を迎えています。
 金色の ちひさき鳥のかたちして 銀杏ちるなり 夕日の岡に  与謝野晶子
 木綿庵の周辺ではこの季節の夕焼けがことのほか美しいのですが、その夕暮れ時に、銀杏並木の下を歩いていると、ついこの歌が浮かんできます。
 さて、綿の時期もそろそろ終わりを迎えようとしています。開花はつづいていますが、花はちいさく、コットボールがはじける数も目に見えてすくなくなってきました。
 野菜エリアでは、タマネギの植え付けが終わり、ハクサイ、ダイコンの収穫期を迎えています。水菜の苗を植え付け、スナップエンドウの種をまきました。また、ジャガイモの植え付け準備をすべく、1号畑に久々にトラクターを入れました。
 添付の写真は洋綿の様子、1号畑から眺めるもみじがきれいな夜都伎神社の森、マイ・トラクター、トラクターを入れたばかりの畝の様子、タマネギの畝、水菜の畝の様子です。
 (11月25日に、銀杏並木の写真を追加しました。)
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 今日は平成25年11月11日(月)。4日前の7日(木)は、二十四節気の一つ「立冬(りっとう)」でした。暦の上ではもう冬。街の銀杏や桜の黄葉、紅葉はほんとうに美しく、落ち葉を掃く人の姿を見かける機会も多くなってきたように思います。
 さて、11月3日(日)の『天理ぐるぐる』参画行事「綿摘み体験」には、午後から2名の方が参加してくださいました。当日は小雨が降ったりやんだりの不安定なお天気で、山辺の道を散策されるハイカーの姿もいつもに比べて少なめでした。午前10時の開始時には、スタッフの一人として応援に来てくれた小中学時代の友人と、天理市観光課の方が待機してくださる中、とうとう参加者はお一人も現れませんでしたが、3人で綿の種取りや糸紡ぎをしながらいろいろな話をすることが出来、有意義で楽しいひとときを過ごすことができました。
 この様子では午後3時開始時にも参加者はなかろうとお二人には帰っていただき、店じまいをしかけたところ、2名の方が立ち寄ってくださいました。アゼルバイジャンから奈良の大学に留学に来られているという学生さんと、高校3年生の女性2名です。お二人とも綿の種取りや糸紡ぎはもちろん、綿摘みも初めての経験とのことで大変喜んでくださり、私にとりましても嬉しく楽しいいひとときとなりました。
 今年の「綿摘み体験」には、10月6日、11月3日の2回合わせて参加者は10名を少し超える程度でしたが、参加してくださった方々との出会いを通して、私もたくさんのことを学ばせていただき、とても実り多い有意義なものとなりました。
 ところで、先日たまたまうれしいブログ記事をみつけましたので、紹介させていただきます。10月6日の「綿摘み」に参加してくださった方のレポートです。添付についてはご本人の了解はいただいておりませんが、この場をお借りしましてお礼申し上げます。ありがとうございました。
「人生という名の夏休み」というタイトルのブログです。
 
 
 また、11月9日(土)には、山辺の道を中心に、秋の「ウォーキングフェスタ」が開催されました。この機会にいつもの無人販売所にて昨年産のコットンボールを無料配布させていただきました。綿の種は年を経ると発芽率が落ちるためです(ただし、本年産は1袋100円)。大きなケースに山盛りいっぱいを用意させていただきましたが、
おかげさまですべてなくなりました。
 添付の写真は、雨に打たれて繊維が垂れ気味の和綿と洋綿、無人販売所の看板、1号畑から眺めた二上山に沈む夕陽、そしてタマネギとスナップエンドウの植え付け準備が整った畝の様子です。
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