H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)

こころはればれ晴れ(Hare)の日も、こころしとしと雨(Ame)の日も、まえ(Mae)を向いて、歩き(Aruki)たい…。                  このブログでは、おもに綿の栽培記録を紹介させていただきます。

2012年11月

 今日は平成24年11月30日(金)。今回は8日遅れの報告となりましたが、11月22日(木)は二十四節気の一つ「小雪(しょうせつ)」でした。「小とは寒さまだ深からずして、雪いまだ大ならざるなり。」の意。「市街には本格的な降雪はないが、遠い山の頂には雪が見られ、冬の到来が感じられるころ。」とあります。まさにそのとおりで、足早に秋が過ぎ去り、冬の到来が実感されるようになってきました。木綿庵の畑では27日(火)に初氷がはり、土がカチカチに凍りつきました。
 綿畑ではその後も次々に綿がはじけていますが、なかなか収穫がおいつきません。というよりも、時間がなくて手が回らない状態がつづいています。ところで、今年はじめて気がついたことですが、コットンブランチをつくる場合は、9月の上旬から下旬にかけて、はじける前の朔を多くつけた枝を切り取って軒先においておくと、約1ヶ月から1ヶ月半をかけてきれいにコットンボールがはじけるようです。11月に入ってからでは、気温の低下によるためか、必ずしもきれいにははじけてくれません。来年はその点に気をつけながら、取り組んでみたいと思います。
 野菜エリアでは、大根につづき、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、春菊、小松菜の収穫が順次はじまりました。限りなく無農薬に近い状態で育てていますので、いずれも虫はついていますが、とっても甘くて美味です。キャベツ、ブロッコリー、春菊の味は、一口食べただけでもその違いが実感できるほど美味です。水菜、白菜も順調に育っています。ホウレン草もそろそろ収穫期を迎えます。大根は播種時期を3段階に分けましたので、第
2期の収穫期が近づいてきました。第2期の大根は漬物用にと考えており、年末に漬け込む予定です。
 また、来年にむけてスナップエンドウ、絹サヤウエンドウ、タマネギを植え付けました。タマネギはご近所からいただいた苗を含めて600株ほどを植え付けました。今年は、マルチのエリアを少なくし、定植後にトレファノサイドという除草剤を散布しました。これも一つの実験です。
 添付の写真は、木綿庵1号畑の管理棟(自宅)の2階から撮影した金剛山、葛城山の遠景。エンドウを植え付けた畝の様子と、1号畑越しに見た夜都伎神社の紅葉の景色です。
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 今日は平成24年11月11日(日)。前回につづいて4日遅れの報告となりましたが、11月7日(水)は二十四節気の一つ「立冬(りっとう)」でした。例年であれば「暦の上ではもう冬になったとはいえ、まだまだ…」という挨拶が交わされるところですが、今年は不思議と違和感がありません。
 さて、昨日10日(土)には京都の長岡京市から木綿庵の綿畑を訪ねてきてくださった方々がおられ、綿摘みを一緒にしていただいたあと、わずかな時間でしたが種取り、綿打ち、糸紡ぎを体験していただきました。5歳と小学校2年生のお子さんも、一生懸命に綿摘みを手伝ってくれました。そのおかげで、専用の大ケースにあふれるほどの綿を収穫することができました。お越しくださったみなさん、ほんとうにありがとうございました。
 また、昨日は天理市の「てくてくてんり実行委員会」が主催する、「てんり『秋』ウォーキングフェスタ2012」が開催され、山辺の道はいつも以上に大勢のハイカーでにぎわいました。木綿庵でも、この機会に一人でも多くの方に木綿庵の取り組みを知っていただこうと、看板を一つ増やし、無人販売コーナーにコットブランチを飾りつけました。ブランチの効果は大きく、道行く人はほとんどの方が足をとめて、ブランチや看板に目を向けてくださっていました。
 野菜エリアでは大根、小松菜、ほうれん草が大きく成長しつつあります。4日にはスナップエンドウの種をポットに蒔きました。今年は、スナップエンドウの種まき時期を1週間ずつずらし、成長と収穫に与える影響について観察してみたいと考えています。エンドウ、タマネギ用の畝の準備も完了しました。
 黒豆は、「枝豆」の時期を過ぎ、茶褐色に色づいてきました。お正月用の黒豆を、今回初めて自家栽培の黒豆で煮てみるつもりです。
 また、ご近所の方から干し柿用の柿を40個いただきましたので、早速娘と皮をむき、軒先につるしました。少し早いのでは?とお尋ねすると、「今年は冷え込みが早いから大丈夫だろう」とのことでした。
 添付の写真は、紅葉を背にした1号畑の全景、綿摘みをされている様子、無人販売コーナーの様子、大根・小松菜・ほうれん草の成長の様子と、植え付け準備が完了したエンドウとタマネギ用の畝の様子です。
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