H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)

こころはればれ晴れ(Hare)の日も、こころしとしと雨(Ame)の日も、まえ(Mae)を向いて、歩き(Aruki)たい…。                  このブログでは、おもに綿の栽培記録を紹介させていただきます。

2012年10月

 今日は平成24年10月28日(日)。バタバタと日を過ごしているうちに5日も過ぎてしまいましたが、今月23日(火)は二十四節気の一つ「霜降(そうこう)」でした。文字通り、霜が降りる頃、の意。このあたりでは、まだ霜が降りるほどまで冷え込んではいませんが、朝露はこれまで以上にしっかりと降りるようになり、これまでは軒下にさえ取り込んでおけば大丈夫だったものが、家の中に取り込まないと露に濡れるようになってきました。
 さて、1号畑ではひきつづいてコットンボールの開絮がさかんです。また、3号畑に1畝だけ植え付けていた和綿と洋綿もはじけだしました。種まき時期が遅かったことと、肥料の量が少なかったためか、株は少し小ぶりですが、しっかりと実を結んでくれました。21日(日)には、生徒有志と一緒に綿摘みにでかけました。
 稲の刈り取りが終わった頃の大和の秋景色はほんとに絶景です。山辺の道を歩かれるハイカーも多く、昨日もたまたま立ち寄ってくださった家族連れの方が、1号畑でしばらく綿摘みを楽しんでくださっていました。
 野菜エリアでは、黒豆(枝豆)が収穫期を迎えました。ゴーヤはそろそろ終わりです。小松菜、ほうれん草が芽を吹き始めました。水菜は早生をポットで購入し、晩生は種から植え付けました。大根、白菜、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツも順調に成長しています。ただし、キャベツの虫が、やはり大変です。
 昨日(10月27日)、スナックエンドウ、タマネギの植え付け準備にかかりはじめました。石灰をまき、管理機で耕しました。11月中旬に植え付ける予定です。
 なお、報告が遅くなりましたが、10月14日(日)に、天理市内にあるcafe Bricks(カフェブリックス)さんのギャラリーで行われた「緑のある暮らし展」のワークショップ「綿繰り、綿打ち、糸紡ぎ体験」には、大勢の方にご参加いただき、たのしい時間を共々に過ごさせていただくことができました。糸紡ぎの指導には、昨年の木綿庵の収穫祭にも糸車持参でかけつけて下さった方が応援に来てくださり、みなさん熱心に糸紡ぎにチャレンジしてくださっていました。こうした機会をいただいて、いろいろな方とのご縁が広がっていくことも楽しみの一つです。みなさん、ほんとうにありがとうございました(残念なことに、自分のカメラで展示コーナーの様子や、ワークショップの様子を撮るのをうっかりしていました。写真でご覧いただけないのが残念です)。
 また、このワークショップに間に合うように「綿打ち」をお願いしていたものが届きました。昨年、木綿庵の畑で収穫した実綿(みわた)は、和洋あわせて約4㎏。それを、名古屋にあります「丹羽ふとん店」さんにお願いして綿打ちをしていただきました。丹羽ふとん店さんは、知る人ぞ知る有名なお店です。
 
 添付の写真は、1号畑の全景、野菜エリアの大根、丹羽ふとん店さんで打っていただいた綿(打ち綿)です。
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  今日は平成24年10月9日(火)。昨日、8日(月)は二十四節気の一つ「寒露(かんろ)」。季節的には秋が本格的に始まるころで、「露は結び始めのころは涼しく感じられるが、この季節には寒々として冷たく感じられる」ところからの意だそうです。
 さて、1号畑では綿の開絮(かいじょ:朔果がはじけて綿の繊維があふれだす)が最盛期を迎えています。逆に、開花はほとんど見られなくなってきました。秋のお彼岸が過ぎて、山辺の道を散策される方の数も急に増えてきました。この時期に一人でも多くの方に、綿畑の様子をご覧いただければと思っています。
 野菜エリアでは、9月の16日に種まきをした大根が、大きくなってきました。時期をずらして、9月27日、10月8日にも蒔きました。これからが楽しみです。
 また、青紫蘇(あおじそ。大葉とも)が実を結びはじめました。先日、畑を訪ねてきてくださった方から、「しその実」で佃煮が作れることを教えていただきましたので、先日早速つくってみました。収穫量は400グラムほどありました。これを240グラムと160グラムに分けて、作り方を少し変えて2種類の佃煮をつくりました。どちらも大変美味!知らなかったことを教えていただけるのは、世界が広がるようで、嬉しく楽しいものであることをあらためて実感しました。
 ところで、例年11月初旬に行っていました「収穫祭」は、諸般の事情により今回は実施しないことになりました。ご予定くださっていたみなさん、申し訳ございません。
 添付の写真は、刈り取り直前の稲穂を背にした綿木の様子、時期をずらして蒔いた大根と、青紫蘇が実をむすんだ様子です。
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