今日は平成24年4月22日(日)。今回も少し遅れましたが4月20日に迎えた二十四節気の一つ「穀雨(こくう)」に因んでの報告です。 「穀雨」とは、「このころに降る雨は百穀を潤す」とされることによるそうです。たしかに、毎週のように雨が降り、そのたびに植物が急成長を遂げているように感じられます。
ただ、その雨のために畑作業がおもうように進まないこともあります。今日も終日、雨模様です。
さて、3月の下旬から普請にかかりはじめた1号畑の農小屋が、4月18日にようやく完成しました。総工費は約7万円。もちろん、材料代のみで、です。工期は約3週間。だいたいのイメージを描いてから作りはじめ、作りながら考えるというやり方で工事を進めましたので、ほぼ思ったとおりの、使い勝手のいいものが出来たと満足しています。毎朝のように散歩で通りかかられる村の方や、近くにお住まいの方からも「いい小屋が出来ましたね!」「上手に作られまんな!」と声をかけていただき、喜びも一入です。
また、ジャガイモの新芽も、予想どおり復活を果たしました。でも、今回も一つ勉強をさせていただきました。というのは、私は「どうせすぐに復活するのだから、少々マルチの下で新芽が灼けても大丈夫」と思っていましたが、村の方のアドバイスによると、最初の新芽を灼いてしまうと、芋の大きさに影響する、とのことでした。最初の新芽を、芽かきをしながら大事に育てることで、大きな芋が収穫できるようになるのだそうです。また、霜にあたって灼けることも避けるようにした方が望ましく、霜が降りそうな場合は、夜だけふわっとでもマルチをかけておくのだそうです。「知る」ということは、楽しいことですね!
1号畑では、極早生のタマネギが収穫期を迎えました。春キャベツも大きく育ち、今朝、最初の収穫をしました。
この雨があがったあと、キュウリ、ナス、ピーマン、シシトウ、オクラ、トマト等の植え付けに入る予定です。
そして、5月3日(木)には、いよいよ綿の種蒔きを行います。恒例によって、「公開植え付け」として参加希望者を募っています。詳しくは、下記のホームページをご参照ください。
添付の写真は、1号畑に完成した農小屋(兼貯蔵庫)と、復活を果たしたジャガイモの新芽です。


