H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)

こころはればれ晴れ(Hare)の日も、こころしとしと雨(Ame)の日も、まえ(Mae)を向いて、歩き(Aruki)たい…。                  このブログでは、おもに綿の栽培記録を紹介させていただきます。

2012年03月

 今日は平成24年3月22日(木)。今回も少し遅れましたが3月20日に迎えた二十四節気の一つ「春分(しゅんぶん)」に因んでの報告です。
 「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、今年は春の彼岸を迎えた今でも明け方の冷え込みは厳しく、車のフロントガラスは今朝も凍っていました。そのせいか、極早生(ごくわせ)種のタマネギの生育が少し遅れているようです。梅の開花も例年より遅めで、天理ではあちこちで見かける木も、今がちょうど見頃のようです。
 さて、木綿庵の1号畑では、冬を越したハクサイとニンジンの収穫を終え、春野菜の植え付け準備にかかりはじめました。ここしばらくは、1週間に一度の割合で定期的に降雨があり、トラクターをかけるタイミングをはかっていました。今日は一日晴天、明日はまた雨との予報ですので、なんとか今日一日で仕上げたいと思っています。
 添付の写真は、冬越しハクサイのうち、実験的にハチマキをせずに育てた株です。冬のハクサイはハチマキをしないと、葉が横に大きく広がるだけで、いわゆる「巻く」ことをしないことがよくわかりました。また、ハチマキをした株でも、頂上部を保護してあげないと、霜に焼けることもよくわかりました。これも今年の大きな収穫となりました。
 ハクサイのつぼみやハクサイの花を見る機会はあまりありませんので、添付させていただきました。
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 今日は平成24年3月8日(木)。少し遅くなりましたが、3月5日に迎えた「啓蟄(けいちつ)」に因んでの報告です。
 前回につづいて、嬉しい報告をさせていただきます。添付の画像をご覧ください。木綿庵で収穫されたコットンボールのスケッチです。描いてくださったのは、奈良県天理を拠点に活動されている画家で、川畑太(かわばた ふとし)さんとおっしゃる方です。
 川畑さんとは、かつて私が事務局を務めていた同人文芸誌『布留里』(ふるのさと)』の表紙絵をお願いしたときからのおつきあいになりますが、その表紙には、ある場所から大切に移植された浜木綿(はまゆう)の1株をモデルに、第11号(平成5年、1993)から第23号(平成20年、2008)まで、計13回にわたってその成長ぶりをさまざまな角度から描いていただきました。
 今回も、コットンボールのスケッチを快くお引き受けくださり、さっそくお届けくださいまいた。今後はこのスケッチを「H.A.M.A 木綿庵(はま ゆうあん)」のシンボルマークとして使わせていただきたいと思っています。
 なお、川畑さんは奈良県内にとどまらず、大阪、京都、東京などでも個展を開かれたり、作家展に招待されるなど積極的な活動を展開されています。その作品には人物画が多く、作風には独特の息吹を感じさせる深い魅力があります。ぜひ一度、下記のホームページをご覧ください。
 
 
 また、検索エンジンをつかって、「川畑太」で検索していただきますと、さらに多くの作品をご覧いただけるはずですので、そちらもぜひご覧ください。
 添付の画像は、川畑太さんに描いていただいた木綿庵のコットンボール:洋綿と和綿、そして3月を迎えた1号畑の様子です。イメージ 1イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 今日は平成24年3月4日(日)。3月に入り、これまでの厳しい寒さが和らぎ、風の冷たさの中にもたしかな春の気配を感じるようになってきました。今年は二十四節気を迎えるたびに更新を心がけると宣言したばかりですのに、さっそく「雨水」を飛ばしてしまいました。ごめんなさい。
 さて、今回は嬉しい報告を一つ。昨年の秋に慶應義塾大学大学院に在籍されている学生さんから、ファッションショーの素材として木綿庵のコットンボールを用いたいとの相談をお受けしました。そして、先ごろ、そのファッションショーのブログ記事についての報告をいただきましたので、ここで紹介をさせていただきます。
 ファッションショーが行われたのは、平成23年12月10日-11日。会場は東京大学総合研究博物館小石川分館。主催は東京大学服飾団体fab。概要は以下のとおりです。
 
 2011年12月10日11日に東京大学総合研究博物館小石川分館にて東京大学服飾団体fabによるショウが行われた。東京大学服飾団体fabは、ファッションやデザインに関心を持つ東京大学の学生を中心に他10校からメンバーが集まり組織された団体。近年は、東京大学総合博物館と協働し、同館長西野嘉章の掲げる「モード&サイエンス」という新しい概念に依り、特任教授・デザイナー滝沢直己の指導のもと、服飾作品制作とファッション・イヴェントの開催に向け、クリエイションの更なる追求を試みている。今回のコンセプトはvia1.43。
 
特に、木綿庵のコットンボールが用いられた作品については、下記のブログをご覧ください。
 
 
また、ショー全体の概要については、以下の記事をご覧ください。
 
 
 
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