H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)

こころはればれ晴れ(Hare)の日も、こころしとしと雨(Ame)の日も、まえ(Mae)を向いて、歩き(Aruki)たい…。                  このブログでは、おもに綿の栽培記録を紹介させていただきます。

2012年02月

 今日は平成24年2月12日(日)。気温は高くはないものの晴天のおだやかな一日です。天気予報では明日から雨とのことですので、今日の午前中にジャガイモの植え付けを行いました。
 昨年は、土作りの段階で石灰の量で失敗をした経験がありますので、今年は石灰をまく前に、PH測定器を購入して、きちんと土壌のPHをチェックしました。失敗というのは、ジャガイモは弱酸性を好むため、石灰を入れすぎるとイモの表面にぶつぶつができてしまったりすのです。昨年もたいして気になるほどのぶつぶつではありませんでしたが、お店で売っている「つるつる」の表面とは明らかにちがっていましたので、「次回こそは!」と思っていました。
 測定結果は、PH6.0。ちょうど良い感じです。もし、測定せずに石灰をまいていれば今年もアルカリ性にしてしまていたところです。
 幅の広い畝に、2条植えにしました。品種は、男爵とキタアカリ。これはカミさんの好みです。小さめの種芋はそのまま植え付け、大きめの芋は半分に切って植えました。ジャガイモは肥料をたくさん必要としますので、植え溝の下にまず元肥を置き、芋と芋の間にも牛糞堆肥と有機化成肥料をおきました。
 添付の写真は、種芋を並べたところと、肥料を置いたところ、そしてPH測定器で土壌の酸性土を測定しているところです。
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 今日は平成24年2月4日(土)。立春です。今朝の天理は小雪が舞い、周辺の田畑や道もうっすらと雪化粧をしています。
 木綿庵の1号畑では、溝掘りの一環として東南隅の土樋(どび)の改修を行い、ほぼ完成しました。1号畑の雨水を逃がす土樋は南西隅にもあるのですが、土地の高低差の関係で東南隅から北隣の田に逃がす方が適当と判断しての改修です。
 土樋の設置は案外むずかしくて、失敗すると土樋の周囲から水が抜けていくために、畦や土手に大きな穴を開けてしまうことになりかねません。そこで、ヒューム管(鉄筋コンクリート製の土管)を使うことを考えて買いに行ったところ、お店の方から塩化ビニール管(塩ビ管)を勧められました。まず、自分一人で工事をするつもりならヒューム管は重すぎる、と。それに、ヒューム管はコンクリートの微妙な凹凸にゴミがひっかかり詰まる可能性が高いとのこと。水道管や下水管に塩ビ管が多く用いられているのはそのためとのことでした。耐久年数をお尋ねすると、「JIS規格なら半永久というか30年や40年は十分大丈夫でしょう」とのこと。幸い、木綿庵には近辺の下水工事の際に出た残材(廃棄)の塩ビ管を分けてもらったものが残っており、それを活用させてもらうことにしました。
 次に、塩ビ管に流すための排水の受け口には会所枡(かいしょます)を使えばいい、とアドバイスをいただきました。これまではこの排水の受け口づくりに問題がありましたので、すぐに導入を決定。なんとか完成させることができました。あとは、大雨が降ったときにうまく水が流れてくれるかどうかを楽しみに待つばかりです。
 昨日、年始に漬け込んだ大根と大根葉を樽から取り出しました。今年は漬け込んだ大根の量に比して米糠を大量に入れすぎたため、水があがってこず、1月下旬に一度水を加えました。また、そのときに少し味見をしてみると塩気が足りなかったので塩も加えました。おかげで、なんとか食べられるような感じになったかなと思っています(うちのカミさんからも「合格」をいただきました)。
 畑とは直接関係はありませんが、木綿庵では例年、「春の節分」と「中秋の名月」を心待ちに迎える習慣があります。節分には赤鬼、中秋の名月の夜にはお抹茶。
 赤鬼の正体が「父である私」であることに子ども達が気づきはじめたのは、小学校の中学年の頃でしょうか。それでも、毎年、慣例にならって家族揃って豆まきをしています。
 添付の写真は、完成したばかりの土樋と会所枡、漬けあがった大根と大根葉の漬け物、昨夜の赤鬼、そして今年も無事にお迎えすることのできたお雛様(6歳上の私の姉が、初節句の際に親戚から贈られたもので約60年前の物です。我が家に娘が生まれたときに譲り受けました)です。
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