H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)

こころはればれ晴れ(Hare)の日も、こころしとしと雨(Ame)の日も、まえ(Mae)を向いて、歩き(Aruki)たい…。                  このブログでは、おもに綿の栽培記録を紹介させていただきます。

2012年01月

 今日は平成24年1月26日(木)。「H.A.M.A木綿庵」が活動を開始して丸4年。5年目に入る記念すべき設立記念日を迎えました。 これを機に、ブログのプロフィールを一新いたしました。ぜひ、ご一読ください。
 この4年間、いろいろな方々にお心を寄せていただき、少しずつ活動のカタチができてきたように思っています。けっして件数はまだそれほど多くはありませんが、心に悩みを抱えた方々からの問い合わせもいただくようになってきました。
 また、綿の栽培をとおして、畑に足を運んできてくださる方の数は着実に増えつつあります。さらに、コットンボールの有料頒布(販売)につきましても、和菓子司「いって茶寮」さんでの店頭販売をはじめ、山辺の道沿いの無人販売、インターネット上からの申し込みなど、関心をもってくださる方の数も確実に増えてきています。
 コットンボールを頒布する際には、必ず「綿の種の育て方説明書」とともに「木綿庵」の取り組みを紹介する名刺を入れさせてもらっていますので、木綿庵の取り組みも綿の種とおなじようにひろく知られるようになってきたのではないかと喜んでいます。
 これからも、歩みはおそくとも、たしかな歩みを1歩ずつすすめていきたいと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 なお、昨日、中学時代の友人(木綿庵の公式ホームページを作成してくれた友人とは別の同級生)から、木綿庵の日本語ドメイン取得の可能性について嬉しい連絡をいただきました。設立記念日に併せて報告させていただきます。
 添付の写真は、設立4周年記念日を迎えた1号畑の様子、3号と4号畑の様子と、2号畑のすぐ上にある池端から眺めた2,3,4号畑の全景です(写真右手前に見える白いトタン屋根の小屋が2号畑のトラクター小屋です)。
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 今日は平成24年1月23日(月)。一昨日の土曜日21日に大寒(だいかん)を迎えました。1年でもっとも寒いとされる日ですが、当日はそれほどでもありませんでした。むしろ、ひさしぶりに降ってくれた(感覚的には約2ヵ月ぶりくらいになるでしょうか)雨への感謝の方が大きかったような気がします。雨は20日、21日と降り続きました。
 なお、今冬一番の寒さは、今夜からやってくるそうで、大寒波襲来との予報です。
 1号畑では、久々に降ってくれた雨のおかげで土がやわらかくなったことを幸いに、溝掘りを再開しました。昨日は南端の溝を掘りあげました。まもなくやってくる春先の長雨にそなえていく予定です。
 添付の写真は、雨にうるおった1号畑の全景と、南端の溝を、東西の両方向から撮影したものです。
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 今日は平成24年1月11日(水)。6日(金)に小寒を迎えて、寒(かん)に入りました。今年は二十四節気の節目ごとに報告記事を投稿しようと思っていたのですが、新年早々から出遅れてしまいました。
 さて、寒に入ってたしかに寒さが一段と厳しくなってきたように感じられます。以前にも書かせていただきましたが、田んぼや畑の土は、この「寒の風(かんのかぜ)」にあてると良いと言われており、1号畑でも9日にトラクターを出動させました。また、宅庭の植木たちに寒肥(かんごえ)を施しました。
 さらに、年末から気にかかっていたスナックエンドウへの防寒対策は、寒を迎えるまでにと思い6日にすべて完了させました。7日には七草粥をたき(炊いてくれたのはカミさんですが…)、正月飾りを外し、9日に1号畑で正月飾りを焼いてその灰を1号畑に施しました。
 添付の写真は、寒の入りを迎えた1号畑の全景、防寒対策を完了したスナックエンドウと、ソラマメの苗の様子です。なお、村の人からは「ソラマメには防寒対策は不要」と教えていただきましたが、テキストには「防寒対策が必要」と書かれていました。どちらが効果的か?今年は実験として、防寒対策を施した苗と、施さない苗とをつくってみることにしました。
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 今日は平成24年1月4日(水)。新年はじめての報告になります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 さて、今日は「農事事始め」(のうじことはじめ)として、ハクサイの「防寒対策」を行いました。近辺の畑では、ハクサイの株に新聞紙を巻きつけたり、寒冷紗を巻くように上からかけている姿をよくみかけます。成長を抑えて日持ちをさせる工夫のようにも見えますし、防寒対策のようにも見えます。直接お尋ねすればよいようなものですが、いざお尋ねしようとすると、なかなかお会いできないものです。そこで、目的ははっきりしていないのですが、とにかく何でもまずは経験が大事だと思い、「防寒対策」との見通しの上に、紙を巻き付ける方法と、寒冷紗をかける方法の二通りを試みてみることにしました。どのような効果があるか(ないか)については、後日あらためて報告をさせていただきたいと思います。(1月5日追記:インターネットで調べてみる、という方法を忘れていました。間違いなく「防寒対策」でした。ただし、結球したハクサイを、畑に植えた状態で長く保存するための防寒対策とのこと。上記の方法の他に、ひもで外葉をくくりつけるだけの「鉢巻き」でもよく、しおれた葉を頂上部に載せておくだけでも効果がある由。ということで、結球途上の株には配慮が必要であることも判明いたしました。)
 また、大根の漬け込みも行いました。大根づくりは初めての経験でしたが、思いの外うまくできましたので、今回は「自分の畑で育てた大根のみを使ってタクアン漬けをつくる」をテーマにしました。しかし、思いの外大根がうまくできすぎたため、需要も多く、けっきょく漬物用に残ったのは8本だけ。重さにしてわずか2㎏ほどです。買い足すことも考えましたが、今回はテーマを優先させることにしました。以下に記録をかねて要領を記しておきます(昨年と少し調合を変えてみました)。
 12月23日、陰干し開始。1月4日、漬け込み。太めの大根で「へ」の字。細めの大根では「つ」の字。漬け込み前の大根の総重量、2,277g。米糠1㎏。ザラメ140g。漬物用粗塩105g。昆布5㎝×40㎝。乾燥赤唐辛子10本。乾燥果物皮、適量(柿2個、リンゴ3個、みかん3個分)。昨年の反省からザラメは標準量より少し多めにしてみました(家族からの要望)。
 添付の写真は、「防寒対策」を施したハクサイと、漬け込みを了えたタクアン漬けの樽、スナックエンドウの苗の様子です。
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