H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)

こころはればれ晴れ(Hare)の日も、こころしとしと雨(Ame)の日も、まえ(Mae)を向いて、歩き(Aruki)たい…。                  このブログでは、おもに綿の栽培記録を紹介させていただきます。

2011年11月

 今日は平成23年11月28日(月)。ここ数日、さわやかな秋晴れのお天気がつづいており、土日、休日が晴天(降雨なし)に恵まれたのは久しぶりのような気がします。木綿庵の畑の周辺も、趣のある晩秋の景につつまれています。
 さて、木綿庵の畑では、冬野菜の収穫がはじまりました。ダイコン、キャベツ、ハクサイ、ニンジン、ブロッコリー、サンチュウ(チシャ菜)など。ダイコンは先が二股にわかれていたり、キャベツやハクサイは虫に喰われていて穴だらけですが、食べられないわけではありません。調理をすると甘みがあってとてもおいしくいただくことができます。
 また、春に向けてスナックエンドウ、ソラマメ、絹さやエンドウを植え付けました。いずれも芽が出始めてきたところです。同時に、タマネギの植え付けも順次おこなっています。極早生(ごくわせ)、早生(わせ)、中生(なかて)、晩生(おくて)と、種類をかえて昨日の段階で約600株を植え付けました。最終的には800株ほどを植え付ける予定です。
 綿の方は、いよいよシーズンの終わりが近づいてきました。昨日も、山辺の道をハイキングされている方が見学に立ち寄ってくださいましたが、年末には綿木引きを行う予定です。畑もまもなく冬支度にかかります。
 添付の写真は、1号畑から見た夜都伎神社の森の紅葉、1号畑の全景とタマネギを植え付けた様子です。
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 今日は平成23年11月20日(日)。今秋は周期的に雨が降り、畑が乾燥しきらない状態が続いています。そのため、綿摘みをしたいと思いつつ、収穫祭以降は十分な綿摘みができないままでいます。
 一方、収穫祭のときに参加者のみなさんで摘んでいただいた綿の、綿繰り(種取り)作業は順調に進んでいます。我が家で綿繰りを担当しているのは、中学1年生の娘です。少しばかりのお小遣いの増額を楽しみに、毎晩せっせと取り組んでくれています。今では師匠の父より上手になり、テレビドラマをみながらでも器用な手つきで見事に綿繰り機を扱うようになりました。おおよそですが、1時間で約1㎏ほどの綿花をこなします。
「こんなに上手に綿の種取りができる女の子は、日本中を探しても○○(娘の名)だけやろな。綿の種取り選手権に出たら、きっとグランプリ(日本一)間違いなしやで!」(父)
「でも、綿の種取り選手権なんて、無いんやろ…」(娘)
「そら、そやけどな…」(父)
 添付の写真は、綿繰り機の全容と、作業の様子、手もとの様子です。綿繰りをした綿は、今後、綿打ちをして、糸紡ぎにうつる予定です。
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 今日は平成23年11月4日(金)。昨日3日(木、文化の日)に、木綿庵の「収穫祭」を開催させていただきました。お天気はほぼ一日中曇りで、それでいて寒すぎず暑すぎず、絶好の綿摘み日和となりました。参加してくださった方は、7グループ(お1人で参加の方も1グループと考えて)計14名。ご参加くださいましたみなさん、ほんとうにありがとうございました。
 午前11時すぎから、参加者全員でまず綿摘みをし、その後、芝生の庭で綿繰り(種取り)、綿打ち、糸紡ぎを体験していただきました。今回は、ご自身で糸紡ぎから機織り、仕立てまでされておられる方が、道具一式をお持ち下さり、講師として糸紡ぎの実演、指導をしてくださいました。私自身は、紡車(つむぎぐるま)を購入したもののまったく使いこなせていない状態ですので、みなさんと一緒に勉強をさせていただきました。
 にぎやかにそれぞれの体験を楽しんでいるときに、山辺の道を散策中に立ち寄られたカップルも一緒に参加してくださいました。糸紡ぎは、熟練された方がされると簡単そうに見えるのですが、実際にしてみると指先の微妙な手加減が難しく、なかなかうまくいきません。綿打ちも、種取りもおなじですが、何度も何度も繰り返し取り組むことで、少しずつ自分の身についてくるものなのだと、あらためて感じ入った次第です。
 また、平行して芋掘りを体験していただきました。今年のサツマイモは大き目で、大成功でした!(ただ、みなさんに食べていただこうと朝から準備していた焼き芋が、火種の中で「炭化」してしまっていたのが残念でなりませんでした。次回こそ、おいしい焼き芋を!)
 その後は、みなさんそれぞれご持参のお弁当で昼食タイム。食後は、参加者のお一人が持参してくださったキーボードによるミニコンサート。音楽教室の先生をしておられる方で、秋をテーマにした童謡を中心に弾いてくださり、懐かしい歌を口ずさみながら、楽しいひとときを過ごさせていただきました。
 最後は、木綿庵の畑で収穫したサツマイモでつくった芋餅を召し上がっていただき、お抹茶を一服点てさせていだだいて、午後3時頃に解散。
 わずかな時間でしたが、大勢の方々に参加していただき、とても楽しく実り多い収穫祭となりました。みなさん、ほんとうにありがとうございました。
 なお、添付の写真は、①収穫風景、②糸紡ぎの実演、③みんなで体験、④芋掘り、⑤ミニコンサート、⑥集合写真です。
 
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