今日は平成23年8月31日(水)。綿畑のコットンボールが、次々にはじけ出しました。和綿と洋綿を比較すると、発芽も成長も、そしてコットンボールがはじけ出すのも、すべてにわたって和綿の方が一歩リード、という感じです。和綿は8月の中旬から、洋綿は下旬になってようやくはじけ始めました。
開花の盛りは8月中旬です。この時期の畑をぜひたくさんの人に見ていただきたいと思うのですが、こんなに暑い日中に山辺の道を散策される方はほとんどおられず、あまり見ていただけないのが残念です。でも、これから9月に入り、残暑も和らぎ、秋の彼岸を迎える頃から再びハイキングされる方が増えはじめます。去年よりも、より見学しやすく整備した1号畑の様子を、ぜひ多くの方にご覧頂けるのを楽しみにしています。
添付の写真は、コットンボールがはじけた和綿(下を向いてはじける)と洋綿(上を向いてはじける)、それにはじける前のコットンボール(洋綿)の様子です。
なお、木綿庵恒例の観月会を、今年は9月13日(火)、午後6時頃より1号畑でさせていただきたいと思います。ほんとうは今年の中秋の名月(陰暦八月十五日)は9月12日(月)なのですが、私の勤務の関係で12日の実施は無理そうですので、今回は「十六夜月(いざよいのつき)を愛でる会」として開催させていただきます。庭に釜を懸けて、お抹茶を一服点てさせていただくだけですが、大和の秋の夜の風情をお楽しみいただければと思います。参加ご希望の方は、下記の「お知らせ」をご確認ください。


