H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)

こころはればれ晴れ(Hare)の日も、こころしとしと雨(Ame)の日も、まえ(Mae)を向いて、歩き(Aruki)たい…。                  このブログでは、おもに綿の栽培記録を紹介させていただきます。

2011年06月

 今日は平成23年6月27日(月)。綿の種を播いてから約8週間が経ちました。今年の梅雨はほんとに梅雨らしい梅雨で、よく雨が降ります。ほとんど土の乾く間がないので、根腐れが心配ですが、今のところほぼ順調です。ただ、多雨のせいか、例年になく虫が多くついているように感じられます。ハマキムシとは異なる、アブラムシに似た黒い小さな点々のような虫が葉の裏にいっぱい発生して、葉を縮れさせてしまうような虫です。
 背丈は洋綿で約30㎝~45㎝。和綿で約30㎝~50㎝。ボリュームは洋綿の方が勝っているのですが、背丈では株によっては和綿の方が高く伸びています。成長の程度は株によって異なりますが、和綿では早くもつぼみをつけはじめた株もあります。
 1号畑は西風が強いため、昨日までに株のすべてに支柱を立てました。これから順次誘引の作業にかかります。
 その他の作物では、ナス、キュウリの収穫が本格化してきました。いずれも消費が追いつかない状況です。ピーマン、シシトウもどんどん収穫しています。トウモロコシの第1グループは、すべて人工授粉を終えました。第2グループはやっと雄花がではじめてきた段階です。ジャガイモの収穫をすべて終えました。タマネギと同様に、昨年の失敗を生かして、今年は大豊作でした。ポイントは、ジャガイモは収穫後は直射日光に当てないように注意することです。半日でも日光にあててしまうとすぐに表面が青く変色してきます。カボチャも順調に大きくなってきました。
 綿と同じ仲間のオクラは開花をはじめました。
 添付の写真は、洋綿と和綿の様子と、1号畑の全景です。
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 今日は平成23年6月5日(月)。綿の種を播いてから約1ヵ月が経ちました。前回の報告からは2週間が経ちましたが、綿の成長には大きな変化は見られません。この時期の綿は、上に伸びることよりも、地下に根をしっかりはることの方に精力を注ぐようです。見た目には怠けているようで、実は目に見えないところで日々頑張っている様子と、目に見えないところでしっかり根をはるからこそ、後に豊かな実りを得るということには、日々の生活を振り返る上でも教えられるところがあります。
 綿を植え付けておられる方々も、見た目に大きな変化が見られないからと言って焦って肥料をやりすぎたりすることのないようにお気をつけください。
 ちなみに背丈は和綿、洋綿ともにいずれも約14センチ前後です。洋綿の方が少し大きく感じられます。
 その他の作物では、スナックエンドウは豊作のうちに収穫を終えて、6月4日の土曜日に株をすべて抜き取りました。最盛期は5月10日~26日頃でした。
 タマネギを収穫しました。約600玉ほどありますが、昨年の失敗を生かして、ご近所の農家の方々に教えていただいたとおりに育てたおかげで、今年は大成功です。軒先に吊しておけば来年の4月頃まで貯蔵がきくとのこと。ただし、その際は表面の皮をむいて、できるだけまっ白の状態にしてから吊すのが良いとのこと。その方が腐りにくいのだそうです。目下、タマネギの皮をむいて干す作業に追われている状況です。
 水菜も、昨日最後の1株を収穫しました。ブロッコリーは、脇芽が次々に出てきて、いまなお収穫をつづけています。ピーマン、シシトウも収穫をはじめました。ナス、キュウリ、カボチャも順調に成長しています。
 添付の写真は、和綿、洋綿と、掘りあげたばかりのタマネギの様子です。
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