今日は平成22年12月30日(木)。本日、2回目の投稿です。
少し遡りますが、今月22日(水)に京都の西陣にある稲垣機料(株)さんをお訪ねして、収穫した綿から糸を紡ぐ竹製紡車と、綿をほぐすための綿弓(わたゆみ)、そして綿弓に代わるハンドカーダーの3点を購入いたしました。費用の総額は44,940円。これまでの過去3年間(平成20年、21年、22年)のコットンボールの売り上げ金も、これらの購入費用に充てさせていただきました。
お店ではご主人と息子さんから使用方法の説明を受けた後、実際に簡単な実習をさせていただきました。「綿打ち」という言葉は知っていましたが、その実際の要領をお聞きして多きなショックを受けました。というのも、実に単純な方法で鮮やかに綿がほぐされていくからです。昔は布団の綿打ちも同じ方法で行われていたということで、布団の綿打ちに用いる大きな綿弓も見せていただくことができました。お二方ともとてもご親切で、丁寧に対応していただき、ほんとに有意義なひとときを過ごさせていただくことができました。
なお、綿弓では綿ぼこりが多く出るので、その代用品としてハンドカーダーが使われているとのことでした。
竹製の紡車は、これまでにあちこちで見かけてきたものでありますが、実際の糸紡ぎは簡単そうでけっこう難しいものです。熟練すればテレビを見ながらでも細さが均一な糸を紡ぐことができるようになるとのこと。とにかく数をこなして慣れることだそうです。
製品は25日に配送してもらい、12月26日に使い初めをさせていただきました。来秋の収穫祭では、参加してくださった方々にもぜひ綿打ち、糸紡ぎを体験していただきたいと思っています。
添付の写真は、綿弓とハンドカーダー、紡車の3点です。


