H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)

こころはればれ晴れ(Hare)の日も、こころしとしと雨(Ame)の日も、まえ(Mae)を向いて、歩き(Aruki)たい…。                  このブログでは、おもに綿の栽培記録を紹介させていただきます。

2010年11月

 今日は平成22年11月29日(月)。綿の種を播いてから30週目を迎えました。師走も目前に迫り、朝晩はぐっと冷え込むようになってきました。明け方には車のフロントガラスが凍っていることもあります。
 さて、綿のシーズンはもう終わりなのですが、まだ綿畑を見学に来られる方が時々おられ、12月の中旬にも一組来られる予定ですので、綿の木はまだ引き抜かずに残したままでいます。ただし、虫の被害が大きかった緑綿の木については先日、綿木引きをして、畑で焼きました。遅くとも年内にはすべての綿木を引き抜いて、土作りの準備に入ります。
 今年は、5月3日、4日、5日に綿の種蒔きをして以来、出来るだけ毎週、その成長ぶりを報告させていただいてまいりましたが、第30週の今回の報告をもって、平成22年版「綿の成長記録」を終了させていただきたいと思います。こんなに寒くなった今でも、まだ綿は花を咲かせています。盛夏時の3分の1ほどの小さな花ですが、それでも精一杯に咲いています。
 今年一年を振り返っての反省は、種の植え付け時にはネキリムシ対策が必要であること、ハマキムシの被害を見つけたら、できるだけ早く薬を全面散布して被害の拡大を抑えることです。ハマキムシはコットンボールの中に入り込んで、綿の繊維を台無しにしてしまう可能性があることを初めて知りました。これも一つの大きな収穫です。今年も一年、ありがとうございました。
 最後に、私の高校時代の友人が、今、関東地方でお花(フラワーアレンジメント)の先生をしていて、木綿庵で採れたコットンボールを使って作品を作ってくれましたので写真で紹介させていただきます。
 添付lの写真は、その友人の作品(生け花とリース)2枚と、緑綿の綿木を燃やしているところです。なお、リースには、コットンボールと花殻が用いられています。
 イメージ 1
 イメージ 2
イメージ 3 
 
 
 
 
 
 
 
 
 今後は野菜作りやその他について、随時報告させていただきたいと思います。

 今日は平成22年11月15日(月)。綿の種を播いてから28週目を迎えました。一昨日の13日(土)に「天理てくてくウォーキングフェスタ2010」というイベントがあり、多くの方が山辺の道の散策を楽しまれました。そこで、この機会に一人でも多くの方に「木綿庵」の取り組みを知っていただうと、コットンブランチを飾り、コットンボールの無人販売を行いました。3つあるコースのうち、1つのコースがちょうど拙宅前を通るコースになっていましたので、自宅前と山辺の道沿いに立ててある看板の下との2カ所に設置。いずれにも「綿畑の見学自由」というメッセージと、取り組みの趣旨を記した名刺を添えておきました。
 多くの方が、コットンブランチの前で足を止め、珍しそうにコットンボールに触れてくださっていたようです。また、綿畑に立ち寄ってくださった方も何組もおられたとか。木綿庵の取り組みを知っていただく上でも、とてもありがたいイベントになりました。
 とはいえ、綿の季節もそろそろ終わりになります。1号畑では昨日、ようやくタマネギの植え付け用に畝を立てることができました。これからは、少しずつ春野菜の植え付け準備にかかります。
 添付の写真は、イベント参加者のみなさんに見ていただこうと、あらためて自宅前の玄関に活けたカリンと綿、タマネギ用の畝。そして、紅葉/黄葉をはじめた夜都伎神社の森です。
イメージ 1イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3

 今日は平成22年11月9日(火)。綿の種を播いてから27週目を迎えました。花は小ぶりながらまだ咲いています。コットンボールも次々にはじけていますが、今年は緑綿のはじけ方が芳しくなく、色もほとんどが白と混じってしまっています。そこで、他よりも先に、7日(日)に綿木引きを行いました。根がしっかり張っているので引き抜くのにかなりの力が必要です。
 野菜では、オクラを引き抜き、サツマイモをすべて掘り上げました。サツマイモは、1苗ごとに芋のつき方がまったく違うので、「これほどまでに…」と感心することしきりです。何が違うのでしょう?オクラは約4ヶ月間にわたって我が家の食卓を賑わしてくれました。枝豆(黒豆)も収穫をすべて終えました。黒豆の枝豆はほんとにおいしかったです。茄子もそろそろ終わりに近づいてきました。 
 いよいよこれから、タマネギや春野菜の植え付け準備にかかります。
 ところで、知り合いの方からカリンの枝をいただきました。綿との相性がよいのか、無造作に壺に投げ入れるだけでも絵になるような感じがしますので、玄関に飾らせていただきまいた。
 添付の写真は、タマネギの植え付け準備に入った畑の様子と、収穫したサツマイモ、玄関先に飾ったカリンと綿です。
イメージ 1イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3

 今日は平成22年11月1日(月)。綿の種を播いてから26週目を迎えました。先月の25日頃より急に寒くなり、初秋から初冬へと季節が飛んでしまったような感じがしています。
 綿はまだ花をつけていますが、9月頃の花に比べて、明らかに小ぶりになっています。
 昨日10月31日に、中学1年の時の担任の先生と同級生、そしてそのお友達の一行8名が来畑してくださり、綿摘みと野菜の収穫に参加イメージ 1してくださいました。午後からは雨が降り出し、外での作業はわずかな時間でしたが、楽しいひとときを過ごさせていただくことができました。
 添付の写真は、綿摘みをしているところ、サツマイモ掘りをしているところ、綿繰り機で種をよりわけているところです。
イメージ 2
イメージ 3

↑このページのトップヘ