さて、今日は収穫できた綿の種を取り除くための木製の機具をお借りしに行ってきました。奈良県の榛原にお住まいの方で、ケナフづくりや綿づくりに取り組んでおられる方です。ご実家の蔵に眠っていた用具を見出し、磨きをかけて、活用しておられるとのことで、ご実家の焼き印入りです。虫食いの後もありますが、現役の機具として充分に活用できます。昭和の初期からどこまで遡ることができるのかはわかりませんが、かなり古そうです。構造は単純ながら非常にうまく出来ていて、まさしく職人技です。約1ヶ月間のお約束でお借りしてきましたので、とにかくこの間にすべての種取りを終える予定です。
種取り機の写真を添付しましのでご覧ください。また、糸紡ぎ機の写真も撮らせていただいてきましたので併せてご紹介させていただきます。