H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)

こころはればれ晴れ(Hare)の日も、こころしとしと雨(Ame)の日も、まえ(Mae)を向いて、歩き(Aruki)たい…。                  このブログでは、おもに綿の栽培記録を紹介させていただきます。

2008年08月

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

 今日は8月27日(水)。一昨日の25日に1号畑に草刈りに出かけると、2株で棉の実がはじけているのを確認しました。小さな株で、品種はおそらく和棉です。実は小さいですが、木綿庵で収穫できた初めての棉の実ということで感慨深いものがあります。
 なお、これまで1号畑に植えていたトウモロコシは、虫にやられてしまいすべて刈り取ってしまいました。かろうじて1本だけ食べられそうな実があり、持って帰っていただきました。おいしかったです。
 また、1号畑の北側の一部に植えていたサツマイモも掘り起こしました。芋は小ぶりでしたが持ち帰って蒸し上げると、思いの外美味で、家族も大喜びでした。掘り起こした後は除草を兼ねてトラクターをかけておきました。
 25日の夕刻から強い風が吹き始め、27日の朝現在も吹いています。綿の株が風で倒れ気味で、市中を添えてやらねばなりません。これから収穫期を迎えて、手間はかかるものの楽しい作業がつづきます。

 今日は8月17日(日)。昨日、初めて2サイクルエンジン式のポンプを使って、1号畑の綿、枝豆、とうもろこし、サツマイモに水やりを行いました。連日の猛暑と日照りで畑はカラカラ。これまでにも向かいの小川からバケツで水を汲んで、1杓ずつ水をやることはしてきましたが、ちょうど昨日は村の池水を抜くという情報を事前に得ることができましたので、早朝よりその準備にかかりました。
 1号畑の向かいを流れる小川は、日照りがつづくとほとんど流れがとまってしまうため、池水を抜く日でなければポンプを使っての散水はできないからです。
 午前6時前に、2号畑のトラクタ小屋よりポンプ、ホース一式と、作業板を運びだしました。作業板は、ホースが市道をまたぐため、ホースを保護するためのものです。この段取りをしておかないと、車が通る際にタイヤがホースを踏みつけると一時的にエンジンに急激な圧力がかかることになり、故障の原因になるからです。(この一時的にエンジンに負担がかかる現象をウォーターハンマー現象というそうです。)
 村には6つの溜め池があるそうですが、その池水が一斉に抜かれ、それぞれ決まった田にひきこまれていきます。それぞれの池には当番の方がおられ、池水がすべての田に行き渡ったかどうかの確認をして回られます。これは大変な作業です。
 私の畑も小川から直接土樋(どび)を使って水を引き入れることを許されているのですが、田ではなくて畑であるため、ポンプを使っての散水にした次第です。池水は午前6時15分頃に抜かれ、おかげさまで畑の作物達に充分な水をやることができました。
 溜め池というものの大切さを、生まれて初めて実感として感じることができた日となりました。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

 今日は8月15日(金)です。8月9日に1号畑の草刈りを終え、2号~4号畑の草刈りに着手。10日~15日まで、連日早朝5時30分頃より8時頃までの約2時間少々の作業を続けてきました。今朝の作業で、ようやく2号、3号、4号畑の草刈りを終えることができました。
 早朝に作業をするのは、太陽が昇ってきてからではとても作業を続ける気にはなれないからです。もし炎天下で作業をすればその時点で一日は終わってしまいます。後は何も手につかなくなってしまいます。それほど連日猛暑がつづいています。
 ほっとして、1号畑に目をやれば、もうすでに草丈は刈りたくなるくらいにまで伸びてきています。ほんとに草刈りに追われる毎日です。
 それでも、かろうじて残った綿が順調に成長してくれていることがうれしくて、元気も出てきます。
 しだいにコットンボールも増えてきました。以下に草刈りを終えたばかりの4号畑の様子と、4号畑に生えている綿の姿を添付いたします。

 今日は8月10日(日)。快晴です。綿の花は、咲き始めは白色か淡い黄色ですが、やがてピンク色となり、その後、紅色に変化していきます。同じ木に紅白の花がついている姿は、咲き始めの時期が異なる花が複数ついていることによって生じる結果です。そのことをうっかり忘れていました。

イメージ 1

イメージ 2

 8月9日(土)の記事の続きです。1本の木に紅白の花が咲いている写真と、ふくらみはじめた朔果(コットンボール)の写真を添付します。

↑このページのトップヘ