H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)

こころはればれ晴れ(Hare)の日も、こころしとしと雨(Ame)の日も、まえ(Mae)を向いて、歩き(Aruki)たい…。                  このブログでは、おもに綿の栽培記録を紹介させていただきます。

2008年06月

 今日は6月28日(土)です。
 少し遡りますが、6月22日(日)の午後に、1号畑の綿苗に肥料を置きました。綿には肥料を与えすぎると葉ばかりが勢いよく伸びすぎてコットンボールをつけなくなる、ということを読んだことがありますので、荒田起こしをした際に鶏糞を少しと石灰を播いた程度でした。
 ところが、6月22日の午前中に大和高田市の「わったーらんど」(町起こしのシンボルとして、大和高田市の市役所隣の畑で綿を育てている。その綿畑を「わったーらんど」と言う)を見学してきましたが、すでに綿の苗は大きいもので30センチほどに育っていました。中には芽吹いたばかりの苗もありましたが、多くは勢いよく伸びていました。木綿庵の綿とは大きな違いです。そこで、少し肥料を置くことを考えた次第です。
 肥料は豚糞に化成肥料を混ぜ、一つの苗に一握り分ずつを与えていきました。鶏糞の方がよかったのかもしれませんが、ちょうど豚糞を分けていただいたこともあって、豚糞にした次第。吉と出るか凶と出るか…。
 また、1号畑の市道に面している1畝だけにマルチングも施しました。ショーウィンドウ替わりに、
できるだけ綿苗の成長を道行く人にもわかりやすく見ていただくためです。
 1号畑の一角に植えたトマト、茄子、キュウリは順調に生育し、6月22日頃より毎日のようにキュウリの収穫ができるようになりました。
 さらに、まだ間に合うだろうということで、6月22日にはトウモロコシを植えました。苗8本と、種を播きました。トウモロコシの播種時期としてはギリギリのラインだそうです。うまく育つかどうか。それと苗屋さんに売れ残っていたサツマイモの苗も安く分けていただき、植え付けました。
 こうして1号畑に手をかけているうちに、3号畑、4号畑はまたまた雑草の海と化してしまいました。
 なお、6月25日の夕刻に、木綿庵の活動に関心を示してくださっている方を2号畑のトラクター小屋に案内させていただき、しばらく木綿庵の構想についてお話をさせていただきました。すぐに日が暮れて
あたりは夕闇に包まれていきましたが、夜景もまた美しく「今日は私自身が癒された気がします」と、喜んで帰ってくださいました。
 「木綿庵に来ていただいて、喜んで帰っていただける」。これほど嬉しいことはありません。それこそ
木綿庵の目指すところでもあります。

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 今日は6月19日、久々の書き込みです。6月初めに梅雨入りしてから、雑草の勢いがすさまじく
日ごとにどんどんのびていきます。綿の種も芽をふかせてくれましたが、今となっては雑草の海におぼれてしまっている感じです。時間をみつけては、せめて綿の双葉の周りだけでも草を抜いておこうと思うのですが、追いつかない状況です。
 芽吹いた綿の種の中で、現時点で一番成長している株の写真を添付しました。この綿は1号畑の苗です。2号畑は最初に植え付けた畑でしたが、丁寧に植え付け過ぎたのか、ほとんど芽を吹かせることなく、草ばかりが生い茂ってきた状態でしたので、6月8日(日)にトラクターをかけ直しました。
 3号畑、4号畑の発芽率は20%ほどです。現状は添付した写真のとおり雑草の海、そのものです。
 ところで、今回、学習したことは、綿の種を植え付ける時にはほとんど土をかけないで良い、ということです。植え付け終了後に余った種を、最後の畑の一角に棄てるように播いた種が一番元気よく発芽し、成長しているということは皮肉なものです。でも、これってある意味では人生を感じさせてくれることでもあるなぁ、と妙に感心しています。 
 くわえて、種を播いて1週間で発芽するものもあれば、1ヵ月以上も経てから発芽するものもある、ということです。これも人生…、ですね。
 1号畑の一角につくった菜園では、キュウリや茄子が実をつけはじめています。植物の成長を見るのはほんとに楽しいし、収穫にはまた格別の楽しみがあることを実感しています。
 

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