H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)

こころはればれ晴れ(Hare)の日も、こころしとしと雨(Ame)の日も、まえ(Mae)を向いて、歩き(Aruki)たい…。                  このブログでは、おもに綿の栽培記録を紹介させていただきます。

 今日は令和2年7月8日(水)。昨日7日が二十四節気の「小暑」でした。夏至から小暑までのお天気は以下の通りです。天理市乙木町における感覚的観測データです。〇=晴れ。△=曇り。✕=雨。〇/✕=晴のち雨。〇|✕=晴時々雨、△:✕=曇り一時雨。
 622、23、24、25△/✕、26△:✕、27、28/〇、29、307月1、2、3△/✕、4、5|〇、6✕、7|✕。
 7月に入り、中には100㎝を超える綿木も現れ始めたため、7月2日に摘芯を行いました。全体的に生長の早い6号畑と7号畑の綿木は、70~80㎝を目安にし、1号畑と5号畑の綿木は60~70㎝を目安に摘芯を行いました。

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 なお、7月3日に、今シーズン初の開花を6号畑で確認しました。その後は順次、各畑で開花がはじまりました。ただし、すべて和綿です。洋綿の開花はまだ確認されていません。

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7月7日には、牛乳パックでつくったポットの苗も、花をつけました。

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 紅花は8号畑において、6月27、28日頃に満開を迎えました。今期は花摘みを手伝って下さる方がおられ、その方が摘んでくださった紅花の花びらの重量は下記の通りです
 6月24日ー25日=360g。26ー27日=328g。27ー28日=469g。28ー29日=278g
7月3日=130g。計1,565g

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   ちなみに、6号畑における紅花の収量は450g(7月5日花摘み)でした。

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 6号畑の藍も、勢いよく生長しています。

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 今日は令和2年6月22日(月)。昨日21日が二十四節気の「夏至(げし)」でした。芒種から夏至までのお天気は以下の通りです。天理市乙木町における、筆者の実感に基づく感覚的観測データです。〇=晴れ。△=曇り。✕=雨。〇/△=晴のち曇り。△|✕=曇り時々雨。△:✕=曇り一時雨
 6月6△、7〇、8〇、9〇、10△/✕、11、12|、13、14|、15〇、16〇、17〇、18✕、19/20△、21△/
 今年は6月10日に近畿地方の梅雨入りが発表されました。梅雨入り後はしっかりと雨が降り、しばらく晴天がつづいてまた雨が降りと、農事に携わる者にとってはありがたい天候がつづいています。
 綿は順調に生長しています。この半月間で、平均すると30㎝ちかく伸びたのではないかと思います。もちろん、一様ではありませんので、株によってはそれほど伸びていないものもあれば、それ以上に生長しているものもあります。また、畑によっても、若干の違いがあるようです。
 6月9日から支柱を立てはじめ、順次誘引に取り組みはじめましたが、1号、5号、6号、7号、8号のすべての綿木に支柱を立て、誘引が完了したのは20日でした。誘引は、8の字誘引を行います。この間、18日の強風雨で倒れた綿木がいくつもありました。
 ただ、綿は向光性を有しているため、倒れた状態からすぐにまた上を向いて生長しようとします。したがって、倒れた綿木はできるだけ早く起こすようにします。
 また、早くも苞(ほう)、すなわち蕾がつきはじめました。摘芯する時期も近づいてきました。摘芯の時期は50~60㎝が目安と言われたり、諸説あるようです。ちなみに、『日本棉花栽培法』(幡原隆治著、丸山舎、昭和9年・1934年発行)によれば、「結果枝七階にて摘芯せるもの最も収量多く六階にて摘芯せるもの之に亜げり」(109頁)とあります。つまり下から6、7段目で摘芯するのが適当とのことです。これがだいたい50~60㎝に相当するということでしょうか。そして、摘芯する際は、7段目の直上でカットするのではなく、8段目の下ぎりぎりとのところでカットする方が良い、とのことです。ご参考になれば幸いです。
 次の写真は、1号畑の和綿です。 

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次の写真は、1号畑の洋綿です。

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次の写真は、倒れた綿木が上を向いて生長をはじめているところです。

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次の写真は、8の字誘引の要領です。

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次の写真は、苞です。

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8号畑で、紅花が咲き始めました。

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写真の枚数が多くなりますが、以下に7号畑の綿木の様子を紹介します。
7号畑では実験的に、同じ和綿(アジア綿)でも、産地の異なる綿を複数種栽培しています。

1は、木綿庵の綿・赤木(採種地:奈良県天理市。2019年産)

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2は、木綿庵の綿・青木(採種地:奈良県天理市。2019年産)

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3は、河内綿系(採種地:大阪府八尾市千塚。2018年産)

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4は、河内綿系(採種地:大阪府八尾市神立。2019年産)

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5は、河内綿系(採種地:大阪府東大阪市石切。2019年産)

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6は、伯州綿系(採種地:鳥取県境港市。2019年産

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7は、伯州綿系(採種地:静岡県伊東市。2019年産

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8は、真岡綿系(採種地:栃木県真岡市。2019年産

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 今日は令和2年6月6日(土)。昨日5日が二十四節気の「芒種」でした。小満から芒種までのお天気は以下の通りです。天理市乙木町における感覚的観測データです。〇=晴れ。△=曇り。✕=雨。〇/✕=晴のち雨。〇|✕=晴時々雨、△:✕=曇り一時雨。
 5月21〇、22△、23|△、24|、25|△、26△/✕、27〇、28〇、29〇、30|△、31✕/△。6月1△、2〇、3〇、4〇、5〇
 綿は本葉を出して、その後も順調に生長しています。この間に各植え穴の苗を3本から2本へ、そして2本から1本へと、苗の生長の様子をみながら2回に分けて間引きを行いました。
 1回目の間引きは本葉が出始めたとき。5月21~24日頃。このときに間引きと同時に1回目の追肥を行いました。有機化成肥料888と草木灰をそれぞれの株元へ少量ずつ施しました。
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 2回目はさらに背丈が伸びて本葉が安定し、葉の数が増え始めたとき。6月1日~4日頃。ここまで生長すれば、もうヨトウムシやネキリムシの被害に遭うことはないだろうと考えたためです。

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 ところが、その直後に被害を受けてしまいました。ヨトウムシ、ネキリムシの仕業と思われます。その植え穴を掘ると、ネキリムシ?が出てきました。

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 1本立ちさせた後に虫害を受けると、その植え穴は「空き」になるのでショックです。
 これからは1本でも多く、無事に育ってくれますようにと祈るばかりです。ちなみに、間引きをした苗の根の部分を観察してみました。「綿は直根性で移植を嫌う」と言われる理由がよくわかるような気がします。

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 藍、紅花も順調に生長しています。

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